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| 一般名 |
ジドブジンカプセル |
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規格 |
100mg1カプセル |
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| 薬効 |
6250
病原生物に対する医薬品
化学療法剤
抗ウイルス剤
抗ウイルス剤
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薬価 |
302.10 |
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| 区分 |
劇 |
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製造メーカー |
グラクソ・スミスクライン |
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| 販売メーカー |
グラクソ・スミスクライン |
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| 用法/用量 |
他の抗HIV薬と併用して、ジドブジンとして1日量500〜600mgを2〜6回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜減量する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤投与中特に著しい好中球減少(750/mm3未満又は投与前値からの50%以上の減少)又は著しい貧血(ヘモグロビン値が7.5g/dL未満又は投与前値からの25%以上の減少)が認められた場合は、骨髄機能が回復するまで休薬する。これより軽度の貧血(ヘモグロビン値が7.5〜9.5g/dL)及び好中球減少(750〜1000/mm3)の場合は、減量する。著しい貧血がみられた場合、休薬及び減量を行っても輸血の必要な場合がある。休薬又は減量後、骨髄機能が回復した場合には、血液学的所見及び患者の耐容性に応じて徐々に通常の投与量に増量する。
2.本剤と他の抗HIV薬との併用療法において、因果関係が特定されない重篤な副作用が発現し、治療の継続が困難であると判断された場合には、本剤若しくは併用している他の抗HIV薬の一部を減量又は休薬するのではなく、原則として本剤及び併用している他の抗HIV薬の投与をすべて一旦中止する。
3.ジドブジンとして1日量が400mg(1回100mg、1日4回投与)による有効性及び安全性が認められたとの報告はあるが、1日量が400mg未満の用量による有効性は確認されていない。 |
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| 効能/効果 |
HIV感染症。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.無症候性HIV感染症に関する治療開始については、CD4リンパ球数及び血漿中HIV RNA量が指標とされている。よって、本剤の使用にあたっては、患者のCD4リンパ球数及び血漿中HIV RNA量を確認するとともに、最新のガイドラインを確認する。
2.ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は感染初期から多種多様な変異株を生じ、薬剤耐性を発現しやすいことが知られているので、本剤は他の抗HIV薬と併用する。 |
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| 副作用 |
総症例157例中、76例(48.41%)に副作用が認められ、主な副作用は貧血、大球性貧血等の赤血球障害36例(22.93%)、白血球減少、顆粒球減少等の白血球・網内系障害29例(18.47%)、嘔気、食欲不振、腹痛等の消化管障害29例(18.47%)であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用:次のような症状が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).重篤な血液障害:再生不良性貧血(頻度不明)、赤芽球癆(頻度不明)、汎血球減少(頻度不明)、貧血(24.84%)、白血球減少(17.83%)、好中球減少(8.28%)、血小板減少(5.10%)[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
2).欝血性心不全(頻度不明)[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
3).乳酸アシドーシス[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]及び脂肪沈着による重度肝腫大(脂肪肝)(いずれも頻度不明)[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).てんかん様発作(頻度不明)[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
5).膵炎(頻度不明)[定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).血液:(頻度不明)リンパ節腫脹。
2).消化器:(5%以上)食欲不振(6.37%)、腹痛(6.37%)、嘔気(12.10%)、(0.1%〜5%未満)下痢、嘔吐、便秘、鼓腸、(頻度不明)消化不良、嚥下困難、口唇浮腫、舌浮腫、曖気、歯肉出血、直腸出血、口内潰瘍、胃炎。
3).全身症状:(5%以上)頭痛(5.73%)、(0.1%〜5%未満)発熱、倦怠感、(頻度不明)無力症、悪寒、感冒症状、背痛、胸痛、疲労感、体脂肪再分布/体脂肪蓄積(胸部脂肪増加、体幹部脂肪増加、末梢部脂肪減少、顔面脂肪減少、野牛肩、血清脂質増加、血糖増加)。
4).肝臓:(0.1%〜5%未満)肝機能検査値異常(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等)。
5).腎臓:(0.1%〜5%未満)頻尿、排尿障害、腎不全、(頻度不明)無尿、多尿。
6).筋骨格:(頻度不明)筋肉痛、ミオパシー、関節痛。
7).精神神経系:(0.1%〜5%未満)眩暈、傾眠、(頻度不明)不眠症、手足のしびれ感、不安感、感覚異常、錯乱、筋痙攣、振戦、攣縮、痛覚過敏、欝状態、情緒不安、神経過敏症、失神、健忘症、見当識障害、嗄声、ストレス反応、空間の広がり感。
8).循環器:(頻度不明)血管拡張、心筋症。
9).呼吸器:(頻度不明)呼吸困難、咳、鼻出血、咽頭炎、鼻炎、副鼻腔炎。
10).過敏症:(0.1%〜5%未満)発疹、そう痒感、蕁麻疹、(頻度不明)ざ瘡。
11).皮膚:(頻度不明)発汗、体臭変化、爪色素沈着・皮膚色素沈着・口腔粘膜色素沈着。
12).その他:(0.1%〜5%未満)羞明、(頻度不明)味覚倒錯、弱視、難聴、霧視、女性化乳房、高乳酸塩血症。 |
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| 使用上の注意 |
(警告)
本剤の投与により骨髄抑制が現れるので、頻回に血液学的検査を行うなど、患者の状態を十分に観察する。
(禁忌)
1.好中球数750/mm3未満<除HIV感染に起因しHIV薬治療無し>又はヘモグロビン値7.5g/dL未満<除HIV感染に起因しHIV薬治療無し>に減少した患者[好中球数、ヘモグロビン値が更に減少することがある]。
2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
3.イブプロフェン投与中の患者[出血傾向が増強したとの報告がある]。
(慎重投与)
1.好中球数1000/mm3未満又はヘモグロビン値が9.5g/dL未満の患者[好中球数、ヘモグロビン値が更に減少することがある]。
2.腎機能障害又は肝機能障害のある患者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。
3.ビタミンB12欠乏患者[貧血が発現する恐れがある]。
4.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.本剤の使用に際しては、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し同意を得た後、使用する。
1).本剤はHIV感染症の根治療法薬ではないことから、日和見感染症を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状況の変化については、すべて担当医に報告する。
2).本剤を含む現在の抗HIV療法が、性的接触又は血液汚染を介した他者へのHIV感染の危険性を低下させるかどうかは証明されていない。
3).本剤は相互作用が多く知られていることから、他院で処方された薬剤又は市販薬を服用中の場合は、すべて担当医に報告する。
2.本剤の投与により骨髄抑制が現れるので、投与開始後3カ月間は少なくとも2週間毎に血液学的検査を行い、その後は最低1カ月毎の検査を行う。
3.本剤で治療経験無くHIV感染で好中球数750/mm3未満に減少又は他の抗HIV薬で治療経験無くHIV感染で好中球数750/mm3未満に減少又は本剤で治療経験無くHIV感染でヘモグロビン値7.5g/dL未満に減少又は他の抗HIV薬で治療経験無くHIV感染でヘモグロビン値7.5g/dL未満に減少したと判断される患者に対しては、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、本剤の投与を考慮する。
4.本剤を含むヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により、重篤な乳酸アシドーシス(全身倦怠、食欲不振、急な体重減少、胃腸障害、呼吸困難、頻呼吸等)、肝毒性(脂肪沈着による重度肝腫大、脂肪肝を含む)が、女性に多く報告されているので、前記の乳酸アシドーシス又は肝毒性が疑われる臨床症状や肝毒性が疑われる検査値異常が認められた場合には、本剤の投与を一時中止する(特に、肝疾患の危険因子を有する患者においては注意する)。
5.抗HIV薬の使用により、体脂肪再分布/体脂肪蓄積が現れることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
6.本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている(投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等に対する炎症反応が発現することがあるので、これらの炎症性の症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮する)。
7.ヒト免疫不全ウイルス<HIV>による神経機能障害に対する有効性は確認されていない。
(相互作用)
1.併用禁忌:イブプロフェン<ブルフェン等>[血友病患者において出血傾向が増強することがある(機序は不明である)]。
2.併用注意:
1).ペンタミジン、ピリメタミン、スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤、フルシトシン、ガンシクロビル、インターフェロン、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ドキソルビシン[本剤の毒性作用が増強されることがある(機序は不明であるが、ともに腎毒性又は骨髄毒性を有するためと考えられている)]。
2).プロベネシド[本剤の全身クリアランスが約1/3に減少し半減期が約1.5倍延長したとの報告があるので、投与間隔を適宜あける(本剤のグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、また、本剤のグルクロン酸抱合体の腎排泄が抑制されることが考えられている)]。
3).フルコナゾール、ホスフルコナゾール[本剤の最高血中濃度が84%上昇するとの報告がある(本剤のグルクロン酸抱合が競合的に阻害されることが考えられている)]。
4).リトナビル[本剤の最高血中濃度が27%減少しAUCが25%減少するとの報告がある(本剤のグルクロン酸抱合が促進されることが考えられている)]。
5).リファンピシン[本剤の全身クリアランスが約2.5倍増加しAUCが約1/2減少するとの報告がある(機序は不明である)]。
6).フェニトイン[血中フェニトイン濃度が約1/2に減少するとの報告があり、また、血中フェニトイン濃度が上昇するとも報告されているので、血中フェニトイン濃度を注意深く観察する(機序は不明である)]。
7).サニルブジン[細胞内におけるサニルブジン三リン酸化体が減少しサニルブジンの効果が減弱するとの報告があるので、本剤とサニルブジンとの併用療法は避けることが望ましい(本剤が細胞内におけるサニルブジンのリン酸化を抑制することが考えられている)]。
8).リバビリン[in vitroにおいてリバビリンとの併用により本剤の効果が減弱するとの報告があるので、本剤とリバビリンの併用療法は避けることが望ましい(本剤の細胞内におけるリン酸化が競合的に阻害されることが考えられている)]。
9).atovaquone(国内未発売)[本剤のAUCが33%上昇し、本剤のグルクロン酸抱合体の最高血中濃度が19%低下したので、ジドブジン500又は600mg/日を3週間投与した場合では、本剤の血中濃度の上昇により、副作用の発現頻度が上昇する可能性は低いと考えられるが、atovaquoneを3週間より長期に投与する場合には、十分注意する(本剤のグルクロン酸抱合が阻害されることが考えられている)]。
(高齢者への投与)
本剤は、主として肝臓で代謝され腎臓から排泄されるが、高齢者では肝機能又は腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続する恐れがあるので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[本剤はヒト胎盤を通過し、出生児の血漿中ジドブジン濃度は、分娩時の母親の血漿中濃度と同じであることが報告されており、また、本剤が胎児臍帯血白血球のDNAに取り込まれたという報告がある;ラットの受胎能及び一般生殖能試験(50、150、450mg/kg/日、1日2回投与)では、中及び高用量群に胎仔吸収率増加、高用量群に胎仔平均体重減少がみられ、また、サルを用いた試験で、胎仔ミトコンドリア障害(胎仔心筋ミトコンドリアミオパシー及び胎仔骨格筋ミトコンドリアミオパシー)が認められたとの報告がある。ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NRTI)を子宮内曝露又は周産期曝露された新生児及び乳児において、ミトコンドリア障害によると考えられる軽微で一過性の血清乳酸値上昇が報告されている。また、非常にまれに発育遅延、てんかん様発作、他の神経疾患も報告されているが、これら事象とNRTIの子宮内曝露、周産期曝露との関連性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[経口投与されたジドブジン(200mg、単回投与)は、ヒト乳汁中に排泄され、血清中の濃度と同じであることが報告されている]。
(小児等への投与)
小児等における安全性及び有効性は確立されていないので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
1.in vitroの試験において、アスピリン、インドメタシン等のグルクロン酸抱合により代謝される薬剤が本剤のグルクロン酸抱合を阻害したとの報告がある。
2.癌原性試験で試験末期に雌動物に膣腫瘍が発生したとの報告がある[マウス(20、30、40mg/kg/日、1日1回経口投与)及びラット(80、220、300mg/kg/日、1日1回経口投与)における癌原性試験で、膣扁平上皮癌(マウス高用量群5/60、ラット高用量群2/60)が認められた]。
3.マウスにおける経胎盤曝露による癌原性試験で次の報告がある。
1).最大耐量(420mg/kg/周産期体重)を妊娠12〜18日<妊娠中〜末期>に投与された母動物からの出生仔において、出生1年後、出生仔肺腫瘍発生率増加、出生仔肝腫瘍発生率増加及び雌性出生仔生殖器腫瘍発生率増加が認められた。
2).母動物に最高40mg/kgを妊娠10日から分娩を経て離乳まで投与し、引き続き離乳後は出生仔に同量を生後24カ月まで投与したところ、投与期間末期に出生仔膣扁平上皮癌が認められた。この成績は前記2.の癌原性試験で認められた腫瘍の発生率及び発生時期と同様であった。
4.本剤の変異原性について次の報告がある。
1).Ames試験では変異原性は認められなかったが、マウスリンパ腫細胞を用いた遺伝子突然変異試験において弱い変異原性を示し、in vitroの細胞形質転換試験陽性を示した。
2).ラットを用いたin vivo染色体異常試験では染色体の損傷は認められなかったが、ヒト培養リンパ球を用いたin vitro染色体異常試験、ラット及びマウスを用いたin vivo小核試験で染色体異常誘発作用が認められた。また、11人のAIDS患者の末梢血リンパ球において、本剤服用患者は非服用患者と比較して染色体異常頻度が高かったとの報告がある。
3).本剤が成人AIDS患者の白血球のDNA及びその胎児臍帯血白血球のDNAに取り込まれたとの報告がある。
(保管上の注意)
遮光した気密容器。 |
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