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エチゾラム錠0.5mg「SW」 添付文書情報

エチゾラム錠0.5mg「SW」の用法用量

  • 1.神経症、うつ病の場合:エチゾラムとして1日3mgを3回に分けて経口投与する。
  • 2.心身症、頚椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛の場合:エチゾラムとして1日1.5mgを3回に分けて経口投与する。
  • 3.睡眠障害に用いる場合:エチゾラムとして1日1~3mgを就寝前に1回経口投与する。

なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減するが、高齢者には、エチゾラムとして1日1.5mgまでとする。

エチゾラム錠0.5mg「SW」の効能効果

  • 1.神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害。
  • 2.うつ病における不安・緊張・睡眠障害。
  • 3.心身症(高血圧症、胃潰瘍・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害。
  • 4.統合失調症における睡眠障害。
  • 5.次記疾患における不安・緊張・抑うつ及び筋緊張:頚椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛。

エチゾラム錠0.5mg「SW」の副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  • 1.重大な副作用
    • 1)依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
    • 2)呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス(いずれも頻度不明):呼吸抑制が現れることがある。また、呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすことがあるので、このような場合には気道を確保し、換気をはかるなど適切な処置を行う。
    • 3)悪性症候群(頻度不明):本剤の投与、又は抗精神病薬との併用等、あるいは本剤の急激な減量・中止により悪性症候群が現れることがあるので、発熱、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、白血球増加、血清CK上昇(血清CPK上昇)等が現れた場合には、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う(また、本症候群発症時にはミオグロビン尿を伴う腎機能低下が現れることがある)。
    • 4)横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、血清CK上昇(血清CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、このような場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    • 5)間質性肺炎(頻度不明):間質性肺炎が現れることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常(捻髪音)等が認められた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    • 6)肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇等)、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
  • 2.その他の副作用(頻度不明)
    • 1)精神神経系:眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛・頭重、言語障害、不眠、酩酊感、興奮、焦燥、振戦、眼症状(霧視、眼調節障害)、健忘、刺激興奮、錯乱。
    • 2)呼吸器:呼吸困難感。
    • 3)循環器:動悸、立ちくらみ。
    • 4)消化器:口渇、悪心・嘔気、食欲不振、胃部不快感・腹部不快感、嘔吐、腹痛、便秘、下痢。
    • 5)過敏症:発疹、蕁麻疹、そう痒感、紅斑[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
    • 6)骨格筋:倦怠感、脱力感、易疲労感、筋弛緩等の筋緊張低下症状。
    • 7)その他:発汗、排尿障害、浮腫、鼻閉、乳汁分泌、女性化乳房、高プロラクチン血症、*眼瞼痙攣[*:本剤の投与中は観察を十分に行い、瞬目過多、羞明感、眼乾燥感等の眼症状が認められた場合には適切な処置を行う]。

エチゾラム錠0.5mg「SW」の使用上の注意

【禁忌】

  • 1.急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
  • 2.重症筋無力症の患者[筋弛緩作用により、症状を悪化させる恐れがある]。

【慎重投与】

  • 1.心障害のある患者[血圧低下が現れる恐れがあり、心障害のある患者では症状の悪化につながる恐れがある]。
  • 2.肝障害、腎障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。
  • 3.脳器質的障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。
  • 4.小児。
  • 5.高齢者。
  • 6.衰弱患者[作用が強く現れる恐れがある]。
  • 7.中等度呼吸障害又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)のある患者[呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こすことがある]。

【重要な基本的注意】

  • 1.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。
  • 2.連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける(本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討する)。

【相互作用】

本剤は、肝代謝酵素CYP2C9及びCYP3A4で代謝される。

  • 併用注意:
  • 1.中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[眠気、血圧低下、運動失調、意識障害等を起こす恐れがある(中枢神経抑制剤との併用で相加的な増強作用が考えられる)]。
  • 2.MAO阻害剤[過鎮静、昏睡、痙攣発作、興奮等を起こす恐れがある(MAO阻害剤が本剤の肝代謝を抑制し、半減期を延長し、血中濃度を上昇させるため作用が増強されることが考えられる)]。
  • 3.フルボキサミンマレイン酸塩[本剤の血中濃度を上昇させることがあるので、本剤の用量を減量するなど、注意して投与する(フルボキサミンマレイン酸塩が本剤の肝での代謝を阻害し、血中濃度を上昇させるため本剤の作用が増強されることがある)]。
  • 4.アルコール(飲酒)[精神機能・知覚・運動機能の低下を起こす恐れがある(エタノールと本剤は相加的な中枢神経抑制作用を示すことが考えられる)]。

【高齢者への投与】

少量から投与を開始するなど慎重に投与する[高齢者では、運動失調等の副作用が発現しやすい]。

【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

  • 1.妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験により催奇形作用が報告されており、また、妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受けた患者の中に奇形児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある]。
  • 2.妊娠後期の婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されており、なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある(また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸増強を起こすことが報告されている)。なお、妊娠後期に本剤を連用していた患者から出生した新生児に血清CK上昇(血清CPK上昇)が現れることがある]。
  • 3.分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状が現れることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
  • 4.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行し、新生児に体重増加不良が現れることがあり、また、他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で嗜眠、体重減少等を起こすことが報告されており、また黄疸増強する可能性がある]。

【小児等への投与】

小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

【過量投与】

  • 1.過量投与により運動失調、低血圧、呼吸抑制、意識障害等が現れることがある。
  • 2.本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読む。なお、投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化、鎮静・抗痙攣作用が遅延する恐れがある。

【適用上の注意】

薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

【取扱い上の注意】

安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年間)の結果、規格の範囲内であり、通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

【保管上の注意】

遮光。

エチゾラム錠0.5mg「SW」

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