医薬品検索イーファーマトップ > 2119 その他の強心剤の一覧 > ドブタミン点滴静注液600mgキット「VTRS」の医薬品基本情報 > ドブタミン点滴静注液600mgキット「VTRS」の添付文書情報
一般名 | ドブタミン塩酸塩キット | 薬価 | 1718.00 |
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規格 | 0.3% 200mL 1袋 | 区分 | (劇) |
製造メーカー | ヴィアトリス・ヘルスケア | 販売メーカー |
ヴィアトリス・ヘルスケア ヴィアトリス製薬 |
薬効 |
2.個々の器官系用医薬品 21.循環器官用薬 211.強心剤 2119.その他の強心剤 |
〈急性循環不全における心収縮力増強〉
通常、ドブタミンとして、1分間あたり1~5μg/kgを点滴静注する。投与量は患者の病態に応じて、適宜増減し、必要ある場合には1分間あたり20μg/kgまで増量できる。
〈心エコー図検査における負荷〉
通常、ドブタミンとして、1分間あたり5μg/kgから点滴静注を開始し、病態が評価できるまで1分間あたり10、20、30、40μg/kgと3分毎に増量する。
〈心エコー図検査における負荷〉負荷試験前に患者の病歴を確認し、安静時心エコー図検査等により本剤による薬物負荷心エコー図検査が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心エコー図検査における負荷に用いる場合は、次の点に注意すること。・ 心エコー図検査における負荷に用いる場合は、緊急時に十分措置できる医療施設において、負荷心エコー図検査に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。・ 心エコー図検査における負荷に用いる場合は、心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞等があらわれるおそれがあるため、蘇生処置ができる準備を行い実施すること(負荷試験中は、心電図、血圧等の継続した監視を行い、患者の状態を注意深く観察すること)、また、重篤な胸痛、不整脈、高血圧又は低血圧等が発現し、検査の継続が困難と判断した場合は、速やかに本剤の投与を中止すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
〈急性循環不全における心収縮力増強〉低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に投与する場合には、観察を十分に行い、少量より慎重に開始すること。急性循環不全における心収縮力増強の場合、開心術後に心拍数が多い小児等に投与し、過度の頻拍を来したとの報告がある。
高齢者:少量から投与を開始するなど慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
室温保存。