ヘプロニカート錠100mg「CH」の用法・用量
通常成人には1日量ヘプロニカートとして300~600mg(3~6錠)を毎食後3回に分け経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ヘプロニカート錠100mg「CH」の効能・効果
- [1]レイノー病・バージャー病・閉塞性動脈硬化症などの末梢循環障害。
- [2]凍瘡・凍傷。
ヘプロニカート錠100mg「CH」の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]消化器:(0.1~5%未満)嘔吐、口渇、胃痛、胃部膨満感、胃部不快感、食欲不振、下痢、(0.1%未満)便秘。
- [2]精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛。
- [3]過敏症:(0.1~5%未満)そう痒感等、(頻度不明)発疹。
- [4]皮膚:(0.1~5%未満)発赤、皮膚熱感、蟻走感。
- [5]その他:(0.1%未満)のぼせ。
発現頻度は使用成績調査を含む。
ヘプロニカート錠100mg「CH」の使用上の注意
【禁忌】
- 1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。
- 2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【高齢者】
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
【その他の注意】
- 1.臨床使用に基づく情報:類似化合物(ニコチン酸)の過量投与により肝機能異常が、また糖尿病悪化及び消化性潰瘍悪化させたとの報告がある。
【保管上の注意】
室温保存。
ヘプロニカート錠100mg「CH」の成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。