ルシドリール錠100mgの用法・用量
通常、成人にはメクロフェノキサート塩酸塩として1回100~300mgを1日3回経口投与する。症状により適宜増減してよい。
【用法及び用量に関連する注意】
本剤を4週間投与しても効果が認められない場合は、本剤の投与を中止すること。
ルシドリール錠100mgの効能・効果
頭部外傷後遺症におけるめまい。
ルシドリール錠100mgの副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(0.1%未満)発疹。
- [2]精神神経系:(0.1~5%未満)不眠、頭痛、焦躁感、(0.1%未満)興奮、痙れん発作増強。
- [3]消化器:(0.1~5%未満)悪心、食欲不振、胃痛。
- [4]肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、(0.1%未満)Al-P上昇。
ルシドリール錠100mgの使用上の注意
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.過度の興奮性のある患者:副作用として興奮が報告されている。
- 2.痙れんのある患者:副作用として痙れん発作の増強が報告されている。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
【取扱い上の注意】
PTP包装開封後は吸湿に注意すること。
【保管上の注意】
室温保存。
ルシドリール錠100mgの成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。