ペントキシベリンクエン酸塩錠15mg「ツルハラ」の用法・用量
ペントキシベリンクエン酸塩として、通常成人1日15~120mgを2~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ペントキシベリンクエン酸塩錠15mg「ツルハラ」の効能・効果
次記疾患に伴う咳嗽:感冒、喘息性<様>気管支炎、気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)。
ペントキシベリンクエン酸塩錠15mg「ツルハラ」の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]精神神経系:(頻度不明)眠気、不快、頭痛、頭重、昏迷。
- [2]消化器:(頻度不明)食欲不振、便秘、口渇。
- [3]過敏症:(頻度不明)発疹。
- [4]その他:(頻度不明)尿量減少、喀出困難、瞳孔調節障害。
ペントキシベリンクエン酸塩錠15mg「ツルハラ」の使用上の注意
【禁忌】
- 1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
【妊婦】
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(母乳中へ移行することが報告されている)。
【高齢者】
抗コリン作用による便秘、口渇、瞳孔調節障害等があらわれやすい。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
【保管上の注意】
室温保存。
ペントキシベリンクエン酸塩錠15mg「ツルハラ」の成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。