レスプレン錠5mgの用法・用量
通常、成人1日量エプラジノン塩酸塩として60~90mgを3回に分けて経口投与する。年齢・症状により適宜増減する。幼・小児においてはエプラジノン塩酸塩として次記量を1日量として3回に分けて経口投与する。6歳以上 10歳未満 30~45mg。3歳以上 6歳未満 20~30mg。
【用法及び用量に関連する注意】
1日あたりの錠数は次記を参考とする。次記量を3回に分けて経口投与する。
- [1]成人1日量:12~18錠。
- [2]幼・小児1日量:(3歳以上6歳未満)4~6錠、(6歳以上10歳未満)6~9錠。
レスプレン錠5mgの効能・効果
次記の呼吸器疾患時の鎮咳及び去痰:肺結核、肺炎、気管支拡張症、気管支喘息、急性気管支炎・慢性気管支炎、上気道炎、感冒。
レスプレン錠5mgの副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)過敏症状。
- [2]消化器:(1~5%未満)食欲不振・悪心、下痢、(0.1~1%未満)嘔気・嘔吐、胃部不快感、腹痛。
- [3]その他:(0.1~1%未満)頭痛。
レスプレン錠5mgの使用上の注意
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
授乳中の女性には、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【高齢者】
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
【保管上の注意】
室温保存。