アズレン錠2mg「ツルハラ」の用法・用量
- 1.内服:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として、1回2mgを1日3回食前に経口投与する。この際、1回量を約100mLの水又は微温湯に溶解して経口投与することが望ましい。なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 2.含嗽:アズレンスルホン酸ナトリウム水和物として、1回4~6mgを、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
アズレン錠2mg「ツルハラ」の効能・効果
- 1.内服:次記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善;胃潰瘍、胃炎。
- 2.含嗽:咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷。
アズレン錠2mg「ツルハラ」の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用(頻度不明)
- 1.<内服>消化器:下痢、便秘、膨満感、腹痛、悪心・嘔吐等。
- 2.<含嗽>口腔:口中の荒れ、口腔刺激感・咽頭刺激感。
アズレン錠2mg「ツルハラ」の使用上の注意
【適用上の注意】
- 1.<内服>薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
- 2.<含嗽>抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると思われる時期には、激しい洗口を避けさせる。
【取扱い上の注意】
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、2年)の結果、アズレン錠2mg「ツルハラ」は通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。
【保管上の注意】
遮光気密容器保存(開封後は光を遮り、直射日光や高温を避けて保存する)。