ノイエル細粒40%の用法・用量
通常成人、セトラキサート塩酸塩として1回200mgを1日3~4回食後及び就寝前に経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
ノイエル細粒40%の効能・効果
- [1]次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜びらん、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
- [2]胃潰瘍。
ノイエル細粒40%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]消化器:(0.1~1%未満)口渇、悪心・嘔吐、下痢、便秘、胃部不快感・胃部膨満感。
- [2]過敏症:(0.1~1%未満)発疹、そう痒感。
- [3]その他:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇等。
ノイエル細粒40%の使用上の注意
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等):本剤は代謝されてトラネキサム酸を生じるので、血栓を安定化するおそれがある。
- 2.消費性凝固障害のある患者:本剤は代謝されてトラネキサム酸を生じるので、血栓を安定化するおそれがある。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【保管上の注意】
室温保存。