パンクレアチン「三恵」の用法・用量
パンクレアチンとして、通常成人1回1gを1日3回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
パンクレアチン「三恵」の効能・効果
消化異常症状の改善。
パンクレアチン「三恵」の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:過敏症:(頻度不明)くしゃみ、流涙、皮膚発赤等。
パンクレアチン「三恵」の使用上の注意
【禁忌】
- 1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 2.ウシ蛋白質に対し過敏症又はブタ蛋白質に対し過敏症の既往歴のある患者[ウシ又はブタの膵臓由来の消化酵素であるため]。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【適用上の注意】
- 1.薬剤調製時の注意:
- 1)配合変化:酸性又は強アルカリ性により失活する。
- 2.薬剤交付時の注意:
- 1)投与に際しては、直ちに飲み下すように注意すること(小児が誤って本剤を大量に停滞させたため、口内炎及び口腔内潰瘍を起こしたとの報告がある)。
- 2)投与に際しては、粉末を吸入しないように注意すること(本剤の吸入により気管支痙攣、鼻炎を起こしたとの報告がある)。
【保管上の注意】
30℃以下で保存。