医薬品検索イーファーマトップ > 2452 コルチゾン系製剤の一覧 > ソル・コーテフ注射用100mgの医薬品基本情報 > ソル・コーテフ注射用100mgの添付文書情報
一般名 | ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム注射用 | 薬価 | 264.00 |
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規格 | 100mg 1瓶(溶解液付) | 区分 | |
製造メーカー | ファイザー | 販売メーカー | ファイザー |
薬効 |
2.個々の器官系用医薬品 24.ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む) 245.副腎ホルモン剤 2452.コルチゾン系製剤 |
〈通常、成人における用法及び用量(ヒドロコルチゾンとして)〉
次のとおりである。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈気管支喘息における静脈内注射又は点滴静脈内注射の用法及び用量(ヒドロコルチゾンとして)〉
通常、成人には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量100~500mgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回50~200mgを4~6時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。通常、2歳以上の小児には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量5~7mg/kgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回5~7mg/kgを6時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。通常、2歳未満の小児には、ヒドロコルチゾンとして初回投与量5mg/kgを緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。症状が改善しない場合には、1回5mg/kgを6~8時間毎に緩徐に追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(マウス、腹腔内投与)で催奇形作用(口蓋裂)が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある)。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(糖質コルチコイドは母乳中へ移行することがある)。
慎重に投与すること(長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい)。
本剤は、主にCYP3A4により代謝される。
副腎皮質ホルモン剤の投与により、皮膚試験の反応が抑制されることがあるので、本剤投与中に皮膚試験を実施する場合は注意すること。
外箱から取り出した後は、光を避けて保存すること。
室温保存。