医薬品検索イーファーマトップ > 2454 フッ素付加副腎皮質ホルモン製剤の一覧 > リノロサール注射液2mg(0.4%)の医薬品基本情報 > リノロサール注射液2mg(0.4%)の添付文書情報
一般名 | ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液 | 薬価 | 61.00 |
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規格 | 2mg 1管 | 区分 | |
製造メーカー | わかもと製薬 | 販売メーカー | わかもと製薬 |
薬効 |
2.個々の器官系用医薬品 24.ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む) 245.副腎ホルモン剤 2454.フッ素付加副腎皮質ホルモン製剤 |
次記用量は年齢、症状により適宜増減する。
〈静脈内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~8mgを3~6時間毎に静脈内注射する。
〈点滴静脈内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~10mgを1日1~2回点滴静脈内注射する。
〈筋肉内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~8mgを3~6時間毎に筋肉内注射する。
〈関節腔内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈軟組織内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈腱鞘内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈滑液嚢内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈硬膜外注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回2~10mgを硬膜外注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
〈脊髄腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを週1~3回脊髄腔内注入する。
〈胸腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを週1~3回胸腔内注入する。
〈卵管腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~1mgを卵管腔内注入する。
〈注腸〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~6mgを直腸内注入する。
〈結膜下注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.4~2mgを結膜下注射する。その際の液量は0.2~0.5mLとする。
〈球後注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.8~4mgを球後注射する。その際の液量は0.5~1.0mLとする。
〈点眼〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.25~1mg/mL溶液1~2滴を1日3~8回点眼する。
〈ネブライザー〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回ネブライザーで投与する。
〈鼻腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回鼻腔内注入する。
〈副鼻腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回副鼻腔内注入する。
〈鼻甲介内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを鼻甲介内注射する。
〈鼻茸内注射〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~5mgを鼻茸内注射する。
〈喉頭・気管注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回喉頭あるいは気管注入する。
〈中耳腔内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回中耳腔内注入する。
〈耳管内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.1~2mgを1日1~3回耳管内注入する。
〈食道注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回1~2mgを食道注入する。
〈唾液腺管内注入〉
ベタメタゾンとして、通常成人1回0.5~1mgを唾液腺管内注入する。
*印の付されている投与法は、次記の場合にのみ用いること。・ 静脈内注射及び点滴静脈内注射:経口投与不能時、緊急時及び筋肉内注射不適時。・ 筋肉内注射:経口投与不能時。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(新生児に副腎不全を起こすことがあり、また、血圧上昇、心筋壁肥厚を起こすとの報告がある、動物試験(マウス、ラット)で催奇形作用が報告されている)。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(母乳中へ移行することがある)。
長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい。
本剤は、主にCYP3A4で代謝される。
外箱開封後は、遮光して保存すること。
室温保存。