フラジール腟錠250mgの用法・用量
- 1.トリコモナス膣炎:メトロニダゾールとして、1クールとして、1日1回250mgを10~14日間膣内に挿入する。
- 2.細菌性膣症:メトロニダゾールとして、1日1回250mgを7~10日間膣内に挿入する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
フラジール腟錠250mgの効能・効果
- 1.トリコモナス膣炎。
- 2.細菌性膣症。
フラジール腟錠250mgの有効菌種
本剤に感性のペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス・フラジリス、プレボテラ・ビビア、モビルンカス属、ガードネラ・バジナリス。
フラジール腟錠250mgの副作用
トリコモナス膣炎に対する再評価結果における安全性評価対象例456例中、副作用は10例(2.2%)に認められた。
- 1.過敏症:(0.1~5%未満)そう痒感、膣壁充血等の局所刺激、局所発赤[症状が現れた場合には投与を中止する]。
- 2.生殖器:(5%以上又は頻度不明)Candida albicans出現。
フラジール腟錠250mgの使用上の注意
【禁忌】
既往に本剤の成分に対する過敏症を起こした患者。
【小児等への投与】
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立されていない[使用経験がない]。
【適用上の注意】
本剤はPTPシートから取り出して膣内にのみ使用するよう指導する。
【保管上の注意】
遮光・気密容器(発泡錠により防湿)。