山善稀ヨーチンの組成・成分
100mL中
ヨウ素:3g
ヨウ化カリウム:2g
政府所定メタノール変性アルコール:70mL
山善稀ヨーチンの用法・用量
本品をそのまま又は2~5倍に希釈し、1日2~3回患部又は皮膚に適量塗布する。
山善稀ヨーチンの効能・効果
- 1.皮膚表面の一般消毒。
- 2.創傷・潰瘍の殺菌・消毒。
山善稀ヨーチンの副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.過敏症(頻度不明):ヨード疹等の過敏症状[このような場合には使用を中止する]。
- 2.皮膚(頻度不明):皮膚刺激症状[このような場合には使用を中止する]。
山善稀ヨーチンの使用上の注意
【禁忌】
ヨード過敏症の患者。
【臨床検査結果に及ぼす影響】
血漿蛋白結合ヨード(PBI)及び甲状腺放射性ヨード摂取率の検査値に影響を及ぼすことがある。
【適用上の注意】
- 1.外用にのみ使用し、内服しない。
- 2.眼に入らないよう注意する(入った場合には水でよく洗い流す)。
- 3.粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない。
- 4.深い創傷に使用する場合の希釈液としては注射用蒸留水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いない。
- 5.同一部位に反復使用した場合には、表皮剥離を伴う急性皮膚炎を起こすことがあるので注意する。
- 6.口腔内に使用するときは、患部を乾燥させて塗布する。
【保管上の注意】
遮光保存。
気密容器。
火気厳禁。