ザルコニン0.025%綿棒16の用法・用量
本剤をそのまま用いる。
ザルコニン0.025%綿棒16の効能・効果
手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒。
ザルコニン0.025%綿棒16の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症:発疹、そう痒感等の過敏症状(頻度不明)が現れることがあるので、このような場合には使用を中止し、適切な処置を行う。
ザルコニン0.025%綿棒16の使用上の注意
【重要な基本的注意】
炎症又は易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも刺激症状が現れやすいので、注意する。
【適用上の注意】
- 1.人体
- 1)投与経路:経口投与しない。
- 2)使用時:
- (1)皮膚刺激症状・粘膜刺激症状が現れることがあるので、注意する。
- (2)粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しない(全身吸収による筋脱力を起こす恐れがある)。
- (3)密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状が現れることがあるので、使用しないことが望ましい。
- 2.その他
- 使用時:
- 1)血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分に洗い落としてから使用する。
- 2)石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石鹸分を洗い落としてから使用する。
【取扱い上の注意】
- 1.注意:
- 1)開封時及び開封後は、微生物による汚染に注意する。脱脂綿部に指が触れないよう注意する。
- 2)開封後は速やかに使用する。
- 2.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、75%RH、6カ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
【保管上の注意】
気密容器。