ヘキザック水溶液1%消毒布4×8の用法・用量
手指・皮膚の消毒には、洗浄後、1日数回適量を塗布する。
ヘキザック水溶液1%消毒布4×8の効能・効果
手指・皮膚の消毒。
ヘキザック水溶液1%消毒布4×8の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.重大な副作用
- ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧低下、蕁麻疹、呼吸困難等が現れた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行う。
- 2.その他の副作用
- 過敏症:発疹、蕁麻疹等(0.1%未満)[このような症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、再使用しない]。
ヘキザック水溶液1%消毒布4×8の使用上の注意
【禁忌】
- 1.クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 2.脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある]。
- 3.膣、膀胱、口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告されている]。
- 4.眼。
【慎重投与】
- 1.薬物過敏症の既往歴のある患者。
- 2.喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある患者。
【重要な基本的注意】
- 1.ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行う。
- 2.産婦人科用<膣・外陰部の消毒等>、泌尿器科用<膀胱・外性器の消毒等>には使用しない。
- 3.本剤が眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちによく水洗する)。
【適用上の注意】
- 1.投与経路:外用にのみ使用する。
- 2.使用時:
- 1)血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は十分に洗い落としてから使用する。
- 2)石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、予備洗浄に用いた石鹸分を十分に洗い落としてから使用する。
【その他の注意】
クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の投与により、ショック症状を起こした患者のうち、数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。
【取扱い上の注意】
- 1.本剤の付着した白布を直接次亜塩素酸塩で漂白すると、褐色のシミを生ずることがあるので、漂白剤としては、過炭酸ナトリウム等の酸素系の漂白剤が適当である。
- 2.開封後は速やかに使用する。
【保管上の注意】
遮光した気密容器。