商品名

ヘキザックAL0.5%綿棒12 添付文書情報

ヘキザックAL0.5%綿棒12の用法用量

  • 1.手術部位(手術野)の皮膚の消毒:本剤をそのまま消毒部位に用いる。
  • 2.医療機器の消毒:本剤をそのまま用いる。

ヘキザックAL0.5%綿棒12の効能効果

  • 1.手術部位(手術野)の皮膚の消毒。
  • 2.医療機器の消毒。

ヘキザックAL0.5%綿棒12の副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  • 1.重大な副作用
    • ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので観察を十分に行い、血圧低下、蕁麻疹、呼吸困難等が現れた場合は、直ちに使用を中止し、適切な処置を行う。
  • 2.その他の副作用
    • 1)過敏症:(0.1%未満)発疹、蕁麻疹等[このような症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し再使用しない]。
    • 2)皮膚:(5%以上又は頻度不明)皮膚刺激症状[このような症状が現れた場合には、使用を中止する]。

ヘキザックAL0.5%綿棒12の使用上の注意

【禁忌】

  • 1.クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
  • 2.脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)[聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある]。
  • 3.膣、膀胱、口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の前記部位への使用により、ショック、アナフィラキシーの症状の発現が報告されている]。
  • 4.損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する]。
  • 5.眼。

【慎重投与】

  • 1.薬物過敏症の既往歴のある患者。
  • 2.喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある患者。

【重要な基本的注意】

  • 1.ショック、アナフィラキシー等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行う。
  • 2.産婦人科用<膣・外陰部の消毒等>、泌尿器科用<膀胱・外性器の消毒等>には使用しない。
  • 3.本剤が眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちによく水洗する)。
  • 4.広範囲又は長期間使用する場合には、蒸気の吸入に注意する(エタノール蒸気に大量に又は繰り返しさらされた場合、粘膜への刺激、頭痛等を起こすことがある)。

【適用上の注意】

  • 1.投与経路:外用にのみ使用する。
  • 2.使用時:
    • 1)注射器、カテーテル等の神経や粘膜面に接触する可能性のある器具を本剤で消毒した場合は、滅菌精製水でよく洗い流した後使用する。
    • 2)本剤の付着したカテーテルを透析に用いると、透析液の成分により難溶性の塩を生成することがあるので、本剤で消毒したカテーテルは、滅菌精製水でよく洗い流した後使用する。
    • 3)石鹸類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、予備洗浄に用いた石鹸分を十分に洗い落としてから使用する。
    • 4)合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具、塗装カテーテル等には、変質するものがあるので、注意する。
    • 5)同一部位(皮膚面)に反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意する。
    • 6)血清、膿汁等の蛋白質を凝固させ、内部にまで浸透しないことがあるので、これらが付着している医療用器具等に用いる場合には、十分に洗い落としてから使用する。
    • 7)本剤はエタノールを含有するので、火気に注意する。また、電気メスを使用する場合は、乾燥させてから使用する。

【その他の注意】

クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の投与により、ショック症状を起こした患者のうち、数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。

【取扱上の注意】

  • 1.本剤の付着した白布を直接次亜塩素酸塩で漂白すると、褐色のシミを生ずることがあるので、漂白剤としては、過炭酸ナトリウム等の酸素系の漂白剤が適当である。
  • 2.開封後は速やかに使用する。

【保管上の注意】

遮光した気密容器に入れ、火気を避けて保存。

ヘキザックAL0.5%綿棒12

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