亜鉛華デンプンの用法・用量
通常、症状に応じ1日1~数回、綿などに含ませて軽く散布して用いる。
亜鉛華デンプンの効能・効果
次記皮膚疾患の収れん、消炎、保護、緩和な防腐:湿疹、皮膚炎、汗疹、間擦疹、日焼け。
亜鉛華デンプンの副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)過敏症状。
- [2]皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚刺激感等。
亜鉛華デンプンの使用上の注意
【禁忌】
- 1.重度熱傷又は広範囲熱傷には使用しないこと[酸化亜鉛が創傷部位に付着し、組織修復を遷延させることがある]。
- 2.患部湿潤している場合には使用しないこと[酸化亜鉛が創傷部位に付着し、組織修復を遷延させることがあり、デンプンの保湿作用により、患部を悪化させることがある]。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:誤って吸入しないよう注意させること。
- 2.薬剤使用時の注意:眼には使用しないこと。
【取扱い上の注意】
本剤は吸湿すると散布しにくくなる。また、酸化亜鉛は空気中から二酸化炭素を吸収して変質し、吸収すると一層変化しやすくなる。
【保管上の注意】
室温保存。