ルリコン液1%の用法・用量
1日1回患部に塗布する。
ルリコン液1%の効能・効果
次記の皮膚真菌症の治療。
- [1]白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬。
- [2]カンジダ症:カンジダ症の指間びらん症、カンジダ症の間擦疹。
- [3]癜風。
ルリコン液1%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:皮膚:(0.1~5%未満)皮膚刺激感、接触皮膚炎、(頻度不明)皮膚そう痒。
ルリコン液1%の使用上の注意
【禁忌】
- 1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
【小児等】
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
【適用上の注意】
- 1.薬剤投与時の注意:
- 1)眼科用として角膜・結膜には使用しないこと。
- 2)著しいびらん面には使用しないこと。
- 3)亀裂、びらん面には注意して使用すること。
【その他の注意】
- 2.非臨床試験に基づく情報:
- 1)アジュバントを用いて感受性を高めた動物実験(モルモット)を実施した結果、皮膚感作性、皮膚光感作性が認められている。
- 2)損傷皮膚を用いた動物実験(ラット、ODT条件)において、クリームに比較して液の経皮吸収性が高くなることが認められている。
【取扱い上の注意】
- 1.小児の手の届かない所に保管すること。
- 2.衣類に付着すると黄色に着色することがあるので注意すること。
- 3.合成樹脂を軟化したり、塗料を溶かしたりすることがあるので注意すること。
- 4.火気を避けて保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。