氷酢酸「NikP」の用法・用量
洗浄液、収れん液の調剤に用いる。また、緩衝・矯味の目的で調剤に用いる。
氷酢酸「NikP」の効能・効果
洗浄液、収れん液の調剤に用いる。また、緩衝・矯味の目的で調剤に用いる。
氷酢酸「NikP」の使用上の注意
【適用上の注意】
- 1.そのままの液を内服しない。
- 2.眼に入らないよう注意する(万一眼に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い流し、直ちに眼科専門医の処置を受ける)。
- 3.刺激作用があるので皮膚に付着した場合には、すぐに多量の水又はぬるま湯で洗い流す。
- 4.誤って摂取した場合、口激痛、咽喉激痛、腹部激痛を与え粘膜潰瘍を生じ、嘔吐、吐血、下痢を起こし、呼吸異常及び体温異常、虚脱等の症状とともに、蛋白尿、尿毒症を併発する。誤って摂取した場合の激痛にはモルヒネ注射を行い、牛乳、卵白、水酸化マグネシウム又は水酸化カルシウムを与える(炭酸塩、炭酸水素塩の投与は避け、胃洗浄は行ってはならない)。慢性中毒症状としては顔面蒼白、悪液質、歯腐食、気管支炎、胃障害等が起こり、製造現場において常時蒸気に接すると結膜炎、眼瞼炎を伴う。
【取扱い上の注意】
火気厳禁。
【保管上の注意】
気密容器。