ウレパールクリーム10%の用法・用量
1日2~3回、患部を清浄にしたのち塗布し、よくすり込む。なお、症状により適宜増減する。
ウレパールクリーム10%の効能・効果
- [1]魚鱗癬。
- [2]老人性乾皮症。
- [3]アトピー皮膚。
- [4]進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)。
- [5]足蹠部皸裂性皮膚炎。
- [6]掌蹠角化症。
- [7]毛孔性苔癬。
ウレパールクリーム10%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]一過性又は投与初期にあらわれる刺激症状:(5%以上又は頻度不明)疼痛、熱感、(0.1~5%未満)潮紅、そう痒感。
- [2]過敏症:(5%以上又は頻度不明)過敏症状。
- [3]皮膚:(0.1~5%未満)湿疹化、皮膚亀裂、(0.1%未満)皮膚腫脹、皮膚乾燥化、丘疹。
発現頻度は副作用頻度調査を含む。
ウレパールクリーム10%の使用上の注意
【重要な基本的注意】
- 1.皮膚への適用以外(眼粘膜等の粘膜)には使用しないこと。
- 2.潰瘍・びらん・傷面への直接塗擦を避けること。
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.炎症、亀裂を伴う患者:一過性刺激症状を生じることがある。
- 2.皮膚刺激に対する感受性が亢進している患者:一過性刺激症状を生じることがある。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【適用上の注意】
- 1.薬剤調製時の注意:本剤にステンレスヘラを長時間接触させたままで放置すると、錆びることがあるので注意すること。
【保管上の注意】
室温保存。