ボンアルファローション2μg/gの用法・用量
通常1日2回適量を患部に塗布する。
ボンアルファローション2μg/gの効能・効果
乾癬、魚鱗癬、掌蹠膿疱症、掌蹠角化症、毛孔性紅色粃糠疹。
ボンアルファローション2μg/gの副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛。
- [2]皮膚:(0.1~5%未満)皮膚ヒリヒリ感、発赤、接触皮膚炎、皮膚そう痒、皮膚刺激感、(0.1%未満)皮膚腫脹。
- [3]肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、ALP上昇。
- [4]その他:(0.1~5%未満)白血球増多、血清リン低下、尿たん白陽性。
ボンアルファローション2μg/gの使用上の注意
【禁忌】
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
【重要な基本的注意】
本剤は活性型ビタミンD3製剤であり、類薬(活性型ビタミンD3外用剤)との併用又は大量投与により血清カルシウム値上昇する可能性があり、また、高カルシウム血症に伴い、腎機能低下する可能性があるので、類薬との併用又は大量投与に際しては、血清カルシウムや尿中カルシウム及び腎機能(クレアチニン、BUN等)に注意し、観察を十分に行うこと。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物試験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている)。
【小児等】
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
【高齢者】
使用が過度にならないよう注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【相互作用】
- 2.併用注意:ビタミンD及びビタミンD誘導体(アルファカルシドール、カルシトリオール、カルシポトリオール、マキサカルシトール等)[血清カルシウム値が上昇する可能性があるので、その場合には直ちに本剤及び併用薬の使用を中止し、経過を観察すること(相加作用)]。
【適用上の注意】
- 1.薬剤交付時の注意:
- 1)使用時:眼科用として角膜・結膜に使用しないこと。
【取扱い上の注意】
プラスチック製瓶入り包装において、外箱開封後は遮光して保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。