オルセノン軟膏0.25%の用法・用量
症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。潰瘍面を清拭後、1日1~2回ガーゼなどにのばして貼布するか、又は患部に直接塗布する。
【用法及び用量に関連する注意】
本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2ヵ月間使用しても症状の改善が認められない場合には外科的療法等を考慮すること。
オルセノン軟膏0.25%の効能・効果
褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍)。
【効能又は効果に関連する注意】
熱傷潰瘍に本剤を使用する場合、本剤の対象は熱傷後の二次損傷により生じた熱傷潰瘍であるので、新鮮熱傷に対しては他の適切な療法を考慮すること。
オルセノン軟膏0.25%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]皮膚:(0.1~1%未満)発赤・紅斑・皮膚そう痒等の皮膚症状[症状が強い場合には使用を中止すること]。
- [2]使用部位:(0.1~1%未満)疼痛・刺激感、(0.1%未満)出血[経過を観察しながら使用すること]。
- [3]その他:(0.1~1%未満)感染[抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること]。
オルセノン軟膏0.25%の使用上の注意
【禁忌】
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
【適用上の注意】
- 1.使用部位:
- 1)潰瘍面を清拭消毒後、貼布又は塗布すること。
- 2)眼科用に使用しないこと。
【取扱い上の注意】
開封後は遮光して保存すること。使用のつど必ず蓋をきちんと閉めて保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。