チアミン塩化物塩酸塩散0.1%「日新」の用法・用量
チアミン塩化物塩酸塩として、通常、成人1回1~10mg、1日1~3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
チアミン塩化物塩酸塩散0.1%「日新」の効能・効果
- [1]ビタミンB1欠乏症の予防及び治療。
- [2]ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)。
- [3]ウェルニッケ脳炎。
- [4]脚気衝心。
- [5]次記疾患のうち、ビタミンB1欠乏またはビタミンB1代謝障害が関与すると推定される場合:神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害。
神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
チアミン塩化物塩酸塩散0.1%「日新」の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:過敏症:(頻度不明)発疹。
チアミン塩化物塩酸塩散0.1%「日新」の使用上の注意
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【高齢者】
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【適用上の注意】
- 1.薬剤調製時の注意:炭酸水素ナトリウム等アルカリ性薬剤との配合を避けること。
【取扱い上の注意】
外箱開封後は遮光して保存すること。
【保管上の注意】
室温保存。