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ナイクリン注射液20mg 添付文書情報

ナイクリン注射液20mgの用法用量

ニコチン酸として、1日10~100mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

ナイクリン注射液20mgの効能効果

  • 1.ニコチン酸欠乏症の予防及び治療(ペラグラなど)。
  • 2.ニコチン酸の需要が増大し食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、激しい肉体労働時など)。
  • 3.次記疾患のうちニコチン酸欠乏又はニコチン酸代謝障害が関与すると推定される場合:口角炎、口内炎、舌炎、接触皮膚炎、急性湿疹・慢性湿疹、光線過敏性皮膚炎、メニエル症候群、末梢循環障害(レイノー病、四肢冷感、凍瘡、凍傷)、耳鳴、難聴、SMONによるしびれ感。
    • (前記3.の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない)。

ナイクリン注射液20mgの副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  • 1.過敏症:(頻度不明)発疹、口唇腫脹、咳嗽、ショック様症状[投与を中止する]。
  • 2.末梢血管拡張作用:(頻度不明)顔面紅潮・皮膚紅潮、頭部熱感・四肢熱感、蟻走感等の感覚異常、そう痒感、発汗亢進。
  • 3.肝臓:(頻度不明)黄疸、血清トランスアミナーゼ値上昇、BSP排泄遅延。
  • 4.代謝異常:(頻度不明)耐糖能低下(長期・大量投与)、高尿酸血症(長期・大量投与)。
  • 5.消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、胃部重圧感、腹痛、下痢。
  • 6.その他:(頻度不明)頭痛、頭重、眩暈、胸内苦悶、動悸。

ナイクリン注射液20mgの使用上の注意

【禁忌】

  • 1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
  • 2.重症低血圧又は動脈出血のある患者[血管拡張作用により、更に血圧を低下させる恐れがある]。

【慎重投与】

  • 1.消化性潰瘍又はその既往歴のある患者[大量投与により、消化性潰瘍を悪化させる恐れがある]。
  • 2.肝疾患・胆嚢疾患又はその既往歴のある患者[大量投与により、胆汁うっ滞と肝細胞配列異常、線維組織結節形成を伴う肝障害が引き起こされる恐れがある]。
  • 3.耐糖能異常のある患者[大量投与により耐糖能が低下する恐れがある]。

【相互作用】

  • 併用注意:
  • 1.α遮断型降圧剤(塩酸プラゾシン等)[血管拡張作用が増強される恐れがある(相互に血管拡張作用を増強する)]。
  • 2.HMG-CoA還元酵素阻害剤(プラバスタチンナトリウム等)[外国において、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすいとの報告があり、筋肉痛、脱力感の発現、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を認めた場合には投与を中止する(<危険因子>腎障害患者)]。
  • 3.経口血糖降下剤(グリベンクラミド等)、インスリン[血糖降下作用を減弱する恐れがあるので、併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する(肝臓でのブドウ糖の同化抑制による)]。

【高齢者への投与】

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

【小児等への投与】

低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意する[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある(本剤は添加物としてベンジルアルコールを含有している)]。

【適用上の注意】

  • 1.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮する。
    • 1)筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
    • 2)筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行う。なお、乳児・幼児・小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
    • 3)注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
  • 2.アンプルカット時:本剤はアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているので、ヤスリを用いずアンプル頭部のマークの反対方向に折り取る。なお、アンプルカット時にはカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

【取扱い上の注意】

使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。

ナイクリン注射液20mgの成分一致薬品

ナイクリン注射液20mg

ナイクリン注射液20mg

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