商品名

生食注シリンジ「SN」5mL 添付文書情報

生食注シリンジ「SN」5mLの用法用量

  • 1.注射:
    • 1)20~1000mLを皮下、静脈内注射又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    • 2)適量をとり注射用医薬品の稀釈、溶解に用いる。
  • 2.外用:
    • 1)皮膚、創傷面、粘膜の洗浄、湿布に用いる。
    • 2)含嗽、噴霧吸入に用いる。
  • 3.その他:医療用器具の洗浄に用いる。

生食注シリンジ「SN」5mLの効能効果

  • 1.注射:細胞外液欠乏時、ナトリウム欠乏時、クロル欠乏時、注射剤の溶解稀釈剤。
  • 2.外用:皮膚・創傷面・粘膜の洗浄・湿布、含嗽・噴霧吸入剤として気管支粘膜洗浄・喀痰排出促進。
  • 3.その他:医療用器具の洗浄。

生食注シリンジ「SN」5mLの副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:大量を急速投与すると、血清電解質異常、うっ血性心不全、浮腫、アシドーシスを起こすことがある。

生食注シリンジ「SN」5mLの使用上の注意

【慎重投与】

  • 1.心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
  • 2.腎障害のある患者[水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。

【高齢者への投与】

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

【適用上の注意】

  • 1.ピロー包装開封後直ちに使用し、使用後の残液は決して使用しない。
  • 2.調製時:注射剤の溶解・稀釈剤として使用する場合は、生理食塩液が適切であることを確認するとともに、よく混合した後に使用する。
  • 3.投与前:
    • 1)投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
    • 2)寒冷期には体温程度に温めて使用する。
  • 4.静脈内投与時:ゆっくり静脈内に投与する。
  • 5.投与方法:本シリンジは、極端な陰圧が発生する回路には使用しない。また、本剤で溶解・稀釈したヘパリンなどの抗凝固薬を血液透析時に投与する場合は、抗凝固薬注入ラインが血液ポンプの下流に設置された血液回路に用いる[血液回路等の閉塞などにより極端な陰圧が発生した場合、ガスケットがプランジャーから外れたりシリンジポンプの送り機構(スライダー)のフックからプランジャーが外れ、本剤が急速注入されたりする恐れがある]。

【取扱い上の注意】

  • 1.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、生食注シリンジ「SN」5mL、生食注シリンジ「SN」10mL及び生食注シリンジ「SN」20mLは通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
  • 2.シリンジの使用方法:
    • 1)本剤はシリンジポンプでは使用しない。
    • 2)ピロー包装内は滅菌済みのため、使用直前まで開封しない。
    • 3)シリンジが破損する恐れがあるため、強い衝撃を避ける。
    • 4)ピロー開封時は切り口から静かに開ける。
    • 5)ピロー包装から取り出す際、プランジャーを持って引き出さない。
    • 6)薬液が漏れている場合や、薬液に混濁や浮遊物等の異常が認められるときは使用しない。
    • 7)シリンジに破損等の異常が認められるときは使用しない。
    • 8)シリンジ先端のゴム栓を外した後、シリンジ先端部に触れない。
    • 9)開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液は容器とともに速やかに廃棄する。
    • 10)シリンジの再滅菌・再使用はしない。
    • 11)注射針等を接続する場合は誤刺に注意し、しっかりと固定する。

【使用方法】

  • 1.ゴム栓を回しながら引き抜く。
  • 2.ゴム栓を外したら直ちに注射針等を装着し、シリンジ内の空気を除去後使用する。
    • 注意:本シリンジのプランジャーとガスケットはネジ式構造により接続されているため、プランジャーを反時計回りに回転すると接続に緩みが生じ、ガスケットからプランジャーが外れる恐れがあるので、もしプランジャーとガスケットの接続が緩んでいる場合は、プランジャーを時計回りに回転させて締める。
生食注シリンジ「SN」5mL

生食注シリンジ「SN」5mL

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