医薬品検索イーファーマトップ > 3923 メルカプト酢酸系製剤(BALを含む)の一覧 > バル筋注100mg「AFP」の医薬品基本情報 > バル筋注100mg「AFP」の添付文書情報
一般名 | ジメルカプロール注射液 | 薬価 | 2262.00 |
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規格 | 10% 1mL 1管 | 区分 | |
製造メーカー | アルフレッサ ファーマ | 販売メーカー | アルフレッサ ファーマ |
薬効 |
3.代謝性医薬品 39.その他の代謝性医薬品 392.解毒剤 3923.メルカプト酢酸系製剤(BALを含む) |
ジメルカプロールとして通常成人1回2.5mg/kgを第1日目は6時間間隔で4回筋肉内注射し、第2日目以降6日間は毎日1回2.5mg/kgを筋肉内注射する。重症緊急を要する中毒症状の場合は、1回2.5mg/kgを最初の2日間は4時間ごとに1日6回、3日目には1日4回、以降10日間あるいは回復するまで毎日2回筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ヒ素中毒・水銀中毒・鉛中毒・銅中毒・金中毒・ビスマス中毒・クロム中毒・アンチモン中毒。
鉄中毒、カドミウム中毒又はセレン中毒の際には投与しないこと(これらの金属とジメルカプロールとの結合により毒性の増強をみることがある)。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
腎機能障害患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(ジメルカプロール-金属複合体の尿中への排泄が遅延することがある)。
肝機能障害患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(ジメルカプロール-金属複合体の胆汁中への排泄が遅延することがある)。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
投与後一過性発熱を伴うことがある。
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある)。
冷所保存。