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ロイコン錠10mg 添付文書情報

ロイコン錠10mgの用法用量

アデニンとして、通常成人1日20~60mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

ロイコン錠10mgの効能効果

放射線曝射による白血球減少症ないし薬物による白血球減少症。

ロイコン錠10mgの副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなどの適切な処置を行うこと。

  • 1.重大な副作用:
    • 1)高尿酸血症(頻度不明)、痛風(頻度不明)。
    • 2)急性腎障害(頻度不明)。
    • 3)尿路結石(頻度不明)。
  • 2.その他の副作用:
    • [1]過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感。
    • [2]消化器:(頻度不明)便秘。

ロイコン錠10mgの使用上の注意

【禁忌】

  • 1.痛風、尿路結石のある患者[症状を悪化させることがある]。
  • 2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

【重要な基本的注意】

  • 1.高尿酸血症、痛風、尿路結石、急性腎障害等があらわれることがあるので、定期的に血清尿酸値、腎機能検査を行うこと。

【合併症・既往歴等のある患者】

  • 1.高尿酸血症の患者:症状を悪化させることがある。

【腎機能障害患者】

腎機能障害患者:排泄障害により副作用があらわれることがある。

【妊婦】

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊娠<10日目>マウスに腹腔内投与した実験で、胎仔死亡、成長抑制及び前頭脳ヘルニア、口蓋裂、兎唇、前肢欠損、尾欠損等の奇形が認められている。

【授乳婦】

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

【高齢者】

少量から投与を開始するなど慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。

【適用上の注意】

  • 1.薬剤交付時の注意:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。

【保管上の注意】

室温保存。

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