医薬品検索イーファーマトップ > 4300 放射性医薬品の一覧 > テクネMDPキットの医薬品基本情報 > テクネMDPキットの添付文書情報
一般名 | メチレンジホスホン酸注射用 | 薬価 | 3143.00 |
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規格 | 1回分 | 区分 | |
製造メーカー | PDRファーマ | 販売メーカー | PDRファーマ |
薬効 |
4.組織細胞機能用医薬品 43.放射性医薬品 430.放射性医薬品 4300.放射性医薬品 |
〈メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液の調製〉
本品を冷蔵庫から取り出し室温に戻した後、放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」2~9mLを加え、よく振り混ぜた後、室温に5分間放置する。
〈骨シンチグラフィ〉
メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液370~740MBqを被検者に静注し、2時間以後にシンチレーションスキャナ又はシンチレーションカメラを用いてディテクタを体外より骨診断箇所に向けて走査又は撮影することにより骨シンチグラムを得る。なお、年齢、体重により適宜増減する。
〈脳シンチグラフィ〉
メチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液740~925MBqを被検者に静注し、静注直後より速やかにディテクタを体外より頭部に向けて撮影することによりRIアンギオグラムを得、またRIアンギオグラフィ終了後に撮影することにより早期シンチグラムを得る。更に静注2時間以後に撮影することにより遅延シンチグラムを得る。なお、年齢、体重により適宜増減する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
2~8℃保存。