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マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒) 添付文書情報

マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒)の用法用量

〈心筋シンチグラフィ〉

通常、成人には本剤185~740MBqを静脈内に投与し、投与後10分以降に、被検部に検出器を向け、撮像もしくはデータ収集及び処理を行い、心筋シンチグラムを得る。なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。

〈初回循環時法〉

通常、成人には本剤370~740MBqを静脈内に急速に投与し、投与直後よりデータを収集し、心RIアンジオグラムを得る。必要に応じ、収集したデータより、左室駆出分画等を算出する。なお、投与量は、年齢、体重、検査方法により、適宜増減する。

マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒)の効能効果

  • [1]心筋シンチグラフィによる心臓疾患の診断。
  • [2]初回循環時法による心機能の診断。

マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒)の副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 1.重大な副作用:
    • 1)ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)。
  • 2.その他の副作用:
    • [1]過敏症:(頻度不明)発疹。
    • [2]消化器:(頻度不明)嘔吐。
    • [3]循環器:(頻度不明)血圧低下。
    • [4]その他:(頻度不明)潮紅、熱感、口内灼熱感、金属味、動悸、口内異常感、嗅覚錯誤。

マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒)の使用上の注意

【禁忌】

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

【重要な基本的注意】

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。

【妊婦】

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

【授乳婦】

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

【小児等】

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

【高齢者】

患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。

【取扱い上の注意】

本剤は、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に使用すること。

【保管上の注意】

室温保存。

マイオビュー注シリンジ(740MBq1筒)

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