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アキュミン静注 添付文書情報

アキュミン静注の用法用量

通常、本剤1バイアル(87~270MBq)を静脈内投与し、投与10~50分後にポジトロン断層撮影法により撮像を開始する。

【用法及び用量に関連する注意】

  • 1.本剤投与60分後までの範囲で撮像を行うこと(撮像時間は、投与量、撮像機器、データ収集条件、画像再構成のアルゴリズム及びパラメータ等を考慮して決定すること)。
  • 2.FLAIR又はT2強調MRI画像で高信号領域かつ病理検査で腫瘍である部位においても、本剤の集積が認められないことがあるため、本剤を用いたPET検査では偽陰性が生じる可能性を考慮した上で、腫瘍摘出範囲を決定すること。

アキュミン静注の効能効果

初発の悪性神経膠腫が疑われる患者における腫瘍の可視化(ただし、磁気共鳴コンピューター断層撮影検査による腫瘍摘出計画時における腫瘍摘出範囲の決定の補助に用いる)。

アキュミン静注の副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 2.その他の副作用:
    • [1]消化器:(1~5%未満)口渇。
    • [2]その他:(頻度不明)嗅覚錯誤、注射部位紅斑、注射部位疼痛、味覚異常。

アキュミン静注の使用上の注意

【禁忌】

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。

【重要な基本的注意】

診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

【妊婦】

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

【授乳婦】

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

【小児等】

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

【高齢者】

患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。

【取扱い上の注意】

本剤は、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に使用すること。

【保管上の注意】

室温保存。

アキュミン静注の成分一致薬品

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アキュミン静注

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