コウジン末鈴の用法・用量
漢方処方の調剤に用いる。
コウジン末鈴の効能・効果
漢方処方の調剤に用いる。
コウジン末鈴の副作用
本剤は使用成績調査の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 1.過敏症:(頻度不明)湿疹[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
- 2.長期連用:(頻度不明)頭痛、不眠、動悸、血圧上昇[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
コウジン末鈴の使用上の注意
【禁忌】
- 1.高熱のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
- 2.浮腫や尿量減少のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
- 3.実証者で不眠症や実証者で煩燥症状のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
- 4.炎症症状のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
【慎重投与】
- 1.高血圧の患者[虚寒の症状のある高血圧症に限り投与してよいが、投与量は最小量とし、投与後1時間前後安静にさせる。しかし最高血圧が180mmHg以上の者には投与を避ける]。
- 2.化膿性疾患のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
【高齢者への投与】
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
【妊婦への投与】
行血興奮作用があるので、少量から投与を開始し、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
【保管上の注意】
- 1.密閉容器。
- 2.生薬であるので、高温多湿の場所を避け、なるべく湿気の少ない、涼しい所に保管する。