ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の組成・成分
- 1日量7.5g中
- ジオウ:6
- オウゴン:3
- クジン:3
- 以上のエキス:3.75g
ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の用法・用量
- 1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の効能・効果
手足のほてり。
ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
- 1.重大な副作用
- 1)間質性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常(捻髪音)等が現れた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等が現れた場合には、本剤の服用を中止し、直ちに連絡するよう患者に対し注意を行う。
- 2)肝機能障害、黄疸:著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl-P上昇、著しいγ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
- 2.その他の副作用(頻度不明)
- 1)過敏症:発疹、発赤、そう痒等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
- 2)消化器:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等。
ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の使用上の注意
【慎重投与】
- 1.著しく胃腸虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等が現れることがある]。
- 2.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化する恐れがある]。
【重要な基本的注意】
- 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与する。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避ける。
- 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する。
【高齢者への投与】
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
【小児等への投与】
小児等に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。
【保管上の注意】
遮光・気密容器。
ツムラ三物黄ごん湯エキス顆粒(医療用)の成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。