商品名

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒 添付文書情報

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒の組成成分

  • 1日量7.5g中
    • ダイオウ:2
    • ボタンピ:4
    • トウニン:4
    • ボウショウ:4
    • トウガシ:6
    • 以上のエキス:2.32g

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒の用法用量

通常成人1日3回、1回2.5gを食前に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒の効能効果

比較的体力があり、下腹部痛があって、便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難、便秘、痔疾。

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒の副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。

消化器:(頻度不明)食欲不振、腹痛、下痢等。

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒の使用上の注意

【慎重投与】

  • 1.下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化する恐れがある]。
  • 2.著しく胃腸虚弱な患者[食欲不振、腹痛、下痢等が現れる恐れがある]。
  • 3.著しく体力の衰えている患者[副作用が現れやすくなり、その症状が増強される恐れがある]。

【重要な基本的注意】

  • 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与する。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避ける。
  • 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意する。
  • 3.ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意する。

【高齢者への投与】

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】

  • 1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[本剤に含まれるダイオウ(子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用)、ボウショウ(子宮収縮作用)、トウニン、ボタンピにより流早産の危険性がある]。
  • 2.授乳中の婦人には慎重に投与する[本剤に含まれるダイオウ中のアントラキノン誘導体が母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある]。

【小児等への投与】

小児等に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。

【その他の注意】

本剤にはボウショウが含まれているので、治療上食塩制限が必要な患者に継続投与する場合は注意する。

【取扱い上の注意】

  • 1.直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保存する。
  • 2.吸湿性であるので、開封後は湿気に注意して保存する。

【保管上の注意】

気密容器。

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒

テイコク大黄牡丹皮湯エキス顆粒

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