商品名

コタロー大建中湯エキス細粒 添付文書情報

コタロー大建中湯エキス細粒の組成成分

1日量27.0g中

サンショウ:2

ニンジン:3

カンキョウ:5

以上のエキス:2.1g

コウイ:20.0g

コタロー大建中湯エキス細粒の用法用量

通常、成人1日27.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

コタロー大建中湯エキス細粒の効能効果

腹壁胃腸弛緩し、腹中に冷感を覚え、嘔吐、腹部膨満感があり、腸の蠕動亢進と共に、腹痛の甚だしいもの:胃下垂、胃アトニー、弛緩性下痢、弛緩性便秘、慢性腹膜炎、腹痛。

コタロー大建中湯エキス細粒の副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 1.重大な副作用:
    • 1)間質性肺炎(頻度不明):咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
    • 2)肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAl-P上昇、著しいγ-GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
  • 2.その他の副作用:
    • [1]過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹等。
    • [2]消化器:(頻度不明)胃部不快感、悪心、嘔吐、腹部膨満、腹痛、下痢等。

コタロー大建中湯エキス細粒の使用上の注意

【重要な基本的注意】

  • 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
  • 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

【肝機能障害患者】

肝機能障害患者:肝機能障害が悪化するおそれがある。

【妊婦】

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

【授乳婦】

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

【小児等】

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

【高齢者】

減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。

【取扱い上の注意】

  • 1.本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
  • 2.開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
  • 3.本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。

【保管上の注意】

室温保存。

コタロー大建中湯エキス細粒の成分一致薬品

コタロー大建中湯エキス細粒

コタロー大建中湯エキス細粒

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