三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の組成・成分
1日量(9g)中
トウキ:3
センキュウ:3
シャクヤク:6
ブクリョウ:4.5
ビャクジュツ:4.5
タクシャ:3.5
ブシ:1
以上のエキス:5.9g
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の用法・用量
通常、成人1日9gを3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の効能・効果
血色悪く貧血性で足腰が冷えやすく、頭痛、頭重で小便頻数を訴え時にめまい、肩こり、耳鳴り、動悸あるものの次の諸症:婦人の冷え症、月経痛、神経痛、慢性腎炎、更年期障害、妊娠中の障害(浮腫、習慣性流産の予防、痔疾、腹痛)、産後の肥立不良。
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等。
- [2]その他:(頻度不明)心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ等。
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の使用上の注意
【重要な基本的注意】
- 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
- 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意し、ブシを含む製剤との併用には、特に注意すること。
【合併症・既往歴等のある患者】
- 1.体力の充実している患者:副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。
- 2.暑がりでのぼせが強く赤ら顔の患者:心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれるおそれがある。
- 3.著しく胃腸虚弱な患者:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれるおそれがある。
- 4.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者:これらの症状が悪化するおそれがある。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(本剤に含まれる加工ブシの副作用があらわれやすくなる)。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
慎重に投与すること(本剤には加工ブシが含まれている)。
【高齢者】
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
【取扱い上の注意】
- 1.本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
- 2.開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
- 3.本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。
【保管上の注意】
室温保存。
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒の成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。