本草加工ブシ末の用法・用量
漢方処方の調剤に用いる。
本草加工ブシ末の効能・効果
漢方処方の調剤に用いる。
本草加工ブシ末の副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
- 1.過敏症:(頻度不明)発疹、発赤等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
- 2.その他:(頻度不明)心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等。
本草加工ブシ末の使用上の注意
【慎重投与】
- 1.体力の充実している患者[副作用が現れやすくなり、その症状が増強される恐れがある]。
- 2.暑がりでのぼせが強く赤ら顔の患者[心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等が現れる恐れがある]。
【重要な基本的注意】
- 1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与する。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避ける。
- 2.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意し、ブシを含む製剤との併用には、特に注意する。
【高齢者への投与】
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[本剤の副作用が現れやすくなる]。
【小児等への投与】
小児等には慎重に投与する。
【取扱い上の注意】
- 1.本品は天産物であるため、製造ロットにより多少色調等が異なることがあるが、品質には影響ない。
- 2.本品の品質を保持するため、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管し、開封後は湿気に注意して、フタを十分に閉める等、取扱いに注意する。
【保管上の注意】
気密容器。