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パッチテスト試薬 添付文書情報

パッチテスト試薬の用法用量

液:本品1滴を適当な布等に滴加し、皮膚面に2日間貼付し、剥がしてから30分から1時間後及び1日後に反応を次の基準により判定する。なお、必要に応じて3~5日後にも同様に判定する。軟膏:本品の少量を適当な布等に塗布し、皮膚面に2日間貼付し、剥がしてから30分から1時間後及び1日後に反応を次の基準により判定する。なお、必要に応じて3~5日後にも同様に判定する。-:反応なし。?+:弱い紅斑。+:紅斑+浸潤+ときに丘疹。++:紅斑+浸潤+丘疹+小水疱。+++:大水疱。

【用法及び用量に関連する注意】

  • 1.パッチテストを行う2日前より副腎皮質ホルモンの内服又は注射を原則として避けること。

パッチテスト試薬の効能効果

アレルギー性皮膚疾患のアレルゲンの確認。

パッチテスト試薬の副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 2.その他の副作用:
    • [1]皮膚:(頻度不明)皮膚そう痒、皮膚刺激反応、陽性反応持続、皮膚色素沈着、皮膚色素脱失、皮膚炎再燃、皮疹、膿疱、皮膚感染等。
    • [2]その他:(頻度不明)感作されるおそれがある。

パッチテスト試薬の使用上の注意

【重要な基本的注意】

  • 1.夏期に48時間貼付した場合、非特異的反応が起こることがあるので注意すること。

【合併症・既往歴等のある患者】

  • 1.皮膚炎が急性期にある患者:パッチテストは行わないこと(皮膚炎の増悪、汎発化をきたすことがあり、また皮膚の反応性が高まっているため非特異的反応を起こしやすい)。

【妊婦】

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

【授乳婦】

診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

【高齢者】

検査に際しては注意すること(一般に生理機能が低下している)。

【適用上の注意】

  • 1.パッチテスト施行時の注意:
    • 1)皮膚炎のある部位にはパッチテストを行わないこと。
    • 2)貼付部位は肩甲間部(脊椎を避けた両側)及び上肢屈側が最適である。
    • 3)パッチテスト施行中は入浴及び過激な運動を避けさせること。
  • 2.診断上の注意:塩化第二水銀はアルミニウム製チャンバーを用いた際刺激による偽陽性が、また塩化亜鉛ではアルミニウム製及びプラスチック製チャンバーを用いた際刺激による偽陽性の報告があり、パッチテスト施行の際には注意すること。

【保管上の注意】

室温保存。

パッチテスト試薬の成分一致薬品

成分一致薬品は見つかりませんでした。

パッチテスト試薬

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