アグサールの用法・用量
本剤を水で2倍に薄めた溶液に10分間浸漬する。高度に汚染された器具の厳密な消毒を行う場合は予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後本剤の2倍希釈液で15分間煮沸する。
アグサールの効能・効果
歯科用小器具の消毒。
アグサールの使用上の注意
【適用上の注意】
- 1.薬剤調製時の注意:
- 1)本剤は常水で2倍希釈して使用すること。
- 2.薬剤使用時の注意:
- 1)眼に入らないように注意する(眼に入った場合は直ちに大量の水で洗い流し、医師の診察を受ける)。
- 2)血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している医療器具等に用いる場合は、十分に洗い落としてから使用すること。
- 3)石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。
- 4)合成ゴム製品、合成樹脂製品、光学器具、鏡器具等への使用は避けること。
- 5)歯科用小器具(金属製品)の材質及び表面の加工方法によっては、変色(発錆)する場合がまれにある。
【取扱い上の注意】
- 1.本剤は光によって徐々に着色することがあるので、直射日光を避けて保存すること。
- 2.液温が20℃以下では消毒力が低下するので冷所等には保存しないこと。
【保管上の注意】
室温保存。