商品名

ロルカム錠2mg 医薬品基本情報

薬効

1149 その他の解熱鎮痛消炎剤

一般名

ロルノキシカム錠

英名

Lorcam

剤型

薬価

10.30成分一致薬品で比較

規格

2mg 1錠

メーカー

大正製薬

毒劇区分

(劇)

ロルカム錠2mgの効能効果

(肩関節周囲炎、変形性関節症、腰痛症、関節リウマチ、頸肩腕症候群) の (消炎、鎮痛) 、 (外傷後、手術後、抜歯後) の (消炎、鎮痛)

ロルカム錠2mgの使用制限等

 1.消化性潰瘍、重篤な血液異常、重篤な肝機能障害、重篤な腎機能障害、重篤な心機能不全、重篤な高血圧症、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アスピリン喘息又はその既往、非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作又はその既往

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍、感染症

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 3.消化性潰瘍の既往、血液異常<重篤な血液異常を除く>又はその既往、心機能障害<重篤な心機能不全を除く>、高血圧症<重篤な高血圧症を除く>、気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>、潰瘍性大腸炎、クローン病、腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>又はその既往、肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>又はその既往

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ロルカム錠2mgの副作用等

 1.小腸潰瘍、大腸潰瘍、出血、穿孔、腹痛、嘔吐、吐血、下血、胃腸出血、ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、潮紅、浮腫、呼吸困難、血圧低下、再生不良性貧血、無顆粒球症、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、急性腎障害、ネフローゼ症候群、乏尿、血尿、尿蛋白、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、低アルブミン血症、劇症肝炎、重篤な肝炎、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、肝機能障害、黄疸

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.消化性潰瘍

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.しゃっくり、舌炎、発熱

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.過敏症、発疹、そう痒感、頭痛、めまい、腹痛、腹部不快感、嘔気、嘔吐、消化不良、下痢、食欲不振、口内炎、腹部膨満、便秘、ヘモグロビン減少、ALT上昇、AST上昇、Al-P上昇、尿中NAG上昇、BUN上昇、尿蛋白陽性、浮腫、倦怠感、季肋部疼痛、悪寒

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.蕁麻疹、口唇腫脹、アレルギー性紫斑病、眠気、しびれ、しびれ感、傾眠、視力異常、耳鳴り、口渇、便潜血陽性、血便、おくび、苦味、口角炎、食道炎、胃炎、赤血球減少、ヘマトクリット値減少、血小板減少、好酸球増多、好中球増多、白血球減少、ウロビリノーゲン陽性、高尿素窒素血症、蛋白尿増加、クレアチニン上昇、浮遊感、血尿、高尿酸血症、咽頭炎、関節痛、眼球充血、胸痛、高血圧、体重減少、動悸、尿閉、熱感、鼻炎、頻尿、夜間頻尿

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 6.感染症を不顕性化、胎仔動脈管収縮、分娩遅延、妊娠期間延長、腎機能障害、尿量減少、羊水過少症、消化性潰瘍、突然の吐血、一時的不妊

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ロルカム錠2mgの相互作用

 1.薬剤名等 : 消炎鎮痛剤

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

希望禁止

 2.薬剤名等 : ジゴキシン

発現事象

強心作用を増強、クリアランスが14%程度低下

理由原因

両薬剤の併用によりジゴキシンのクリアランスの低下

投与条件

-

指示

注意

 3.薬剤名等 : クマリン系抗凝血剤

発現事象

抗凝血作用を増強

理由原因

CYP2C9に対する競合

投与条件

-

指示

注意

 4.薬剤名等 : 抗血小板剤

発現事象

消化管からの出血が助長

理由原因

抗血小板剤による血小板凝集抑制作用

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : スルホニル尿素系血糖降下剤

発現事象

血糖降下作用を増強、血漿インスリン濃度<AUC>は増加し血漿グルコース濃度<AUC>は低下

理由原因

スルホニル尿素系血糖降下剤は、主にCYP2C9により代謝されることから、競合による

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : リチウム製剤

発現事象

Cmaxが約20%増加、リチウム血中濃度を上昇させリチウム中毒

理由原因

本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害により、二次的に再吸収が促進され、リチウムの腎排泄が減少

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : メトトレキサート製剤

発現事象

血中濃度を上昇、血清中濃度<AUC>は21.9%上昇

理由原因

メトトレキサートの腎尿細管分泌を競合的に阻害することにより腎排泄が遅延

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : ループ利尿剤

発現事象

利尿作用が減弱

理由原因

本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害作用により、水、ナトリウムの排泄が減少

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : チアジド系利尿剤

発現事象

他の非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用により利尿作用が減弱

理由原因

本剤の腎におけるプロスタグランジン生合成阻害作用により、水、ナトリウムの排泄が減少

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害剤

発現事象

効果が減弱

理由原因

本剤のプロスタグランジンの合成阻害作用により、アンジオテンシン変換酵素阻害剤のプロスタグランジン合成による血圧低下作用を減弱

投与条件

-

指示

注意

ロルカム錠2mg

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