商品名

ピーゼットシー筋注2mg 医薬品基本情報

薬効

1172 フェノチアジン系製剤

一般名

塩酸ペルフェナジン注射液

英名

PZC

剤型

注射液

薬価

59.00成分一致薬品で比較

規格

0.2% 1mL 1管

メーカー

田辺三菱製薬

毒劇区分

(劇)

ピーゼットシー筋注2mgの効能効果

統合失調症、術前・術後の悪心、術前・術後の嘔吐、メニエル症候群の (眩暈、耳鳴)

ピーゼットシー筋注2mgの使用制限等

 1.昏睡状態、循環虚脱状態、中枢神経抑制剤の強い影響下、アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.頭部外傷後遺症又はその恐れ・疑い、脳炎又はその恐れ・疑い、脳腫瘍又はその恐れ・疑い、皮質下部の脳障害又はその恐れ・疑い

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.血液障害、心疾患又はその恐れ・疑い、褐色細胞腫、動脈硬化症、パラガングリオーマ、呼吸器感染症、重症喘息、肺気腫、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、栄養不良状態を伴う身体的疲弊、脱水を伴う身体的疲弊、脱水状態、肥満、長期臥床、不動状態、肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ピーゼットシー筋注2mgの副作用等

 1.Syndrome malin、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、死亡、血圧低下、心電図異常、QT間隔延長、T波平低化、T波逆転、二峰性T波出現、二峰性U波出現、突然死、QT部分に変化、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少、角膜混濁、水晶体混濁、角膜色素沈着、SLE様症状、深部静脈血栓症、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.遅発性ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.腸管麻痺、食欲不振、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、麻痺性イレウス、悪心、嘔吐

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 4.血圧低下、頻脈、不整脈、心疾患悪化、白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病、食欲亢進、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、便秘、錐体外路症状、パーキンソン症候群、手指振戦、筋強剛、流涎、ジスキネジア、口周部不随意運動、四肢不随意運動、不随意運動、ジストニア、眼球上転、眼瞼痙攣、舌突出、痙性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張、アカシジア、静坐不能、縮瞳、視覚障害、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、易刺激、過敏症状、光線過敏症、口渇、鼻閉、倦怠感、浮腫、皮膚色素沈着

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 5.体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、月経異常

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 6.肝障害

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 7.嘔吐症状を不顕性化、起立性低血圧、高熱反応、血圧急速変動、呼吸抑制、Syndrome malin、悪性症候群、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、催奇形作用、口蓋裂増加、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性、離脱症状、新生児薬物離脱症候群、錐体外路症状、ジスキネジア、脱力感、運動失調、排泄障害、昏睡、中枢神経系抑制、血圧低下、激越、情緒不安、痙攣、口渇、腸閉塞、心電図変化、不整脈、接触皮膚炎、蕁麻疹、過敏症状、局所発赤、局所発熱、局所腫脹、局所壊死、局所化膿、突然死、死亡率上昇

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ピーゼットシー筋注2mgの相互作用

 1.薬剤名等 : アドレナリン

発現事象

作用を逆転させ重篤な血圧低下

理由原因

アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤

発現事象

麻酔効果の増強・延長、血圧低下、睡眠<催眠>・精神機能抑制の増強

理由原因

相互に中枢神経抑制作用を増強

投与条件

-

指示

慎重投与

 3.薬剤名等 : 降圧剤

発現事象

起立性低血圧

理由原因

相互に降圧作用を増強

投与条件

-

指示

慎重投与

 4.薬剤名等 : アトロピン様作用を有する薬剤

発現事象

腸管麻痺、頻脈、排尿障害、口渇、眼圧上昇

理由原因

相互にアトロピン様作用を増強

投与条件

-

指示

慎重投与

 5.薬剤名等 : ドパミン作動薬

発現事象

相互に作用を減弱

理由原因

ドパミン作動性神経において、作用が拮抗

投与条件

-

指示

慎重投与

 6.薬剤名等 : パロキセチン塩酸塩水和物

発現事象

本剤の作用が増強され過鎮静及び錐体外路症状

理由原因

本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

 7.薬剤名等 : アルコール

発現事象

眠気、精神運動機能低下

理由原因

相互に中枢神経抑制作用を増強

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : 飲酒

発現事象

眠気、精神運動機能低下

理由原因

相互に中枢神経抑制作用を増強

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : ドンペリドン

発現事象

錐体外路症状、内分泌機能調節異常

理由原因

ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : メトクロプラミド

発現事象

錐体外路症状、内分泌機能調節異常

理由原因

ともに中枢ドパミン受容体遮断作用を有する

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : リチウム

発現事象

重症の錐体外路症状、心電図変化、非可逆性の脳障害、突発性のSyndrome malin<悪性症候群>、持続性のジスキネジア

理由原因

抗ドパミン作用の増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : 有機燐殺虫剤

発現事象

徐脈、縮瞳

理由原因

本剤は有機燐殺虫剤の抗コリンエステラーゼ作用を増強し毒性を強める

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤

発現事象

重篤な血圧低下

理由原因

アドレナリンはアドレナリン作動性α,β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強

投与条件

-

指示

注意

ピーゼットシー筋注2mg

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