スピロピタン錠1mgの効能・効果
統合失調症
スピロピタン錠1mgの使用制限等
1.昏睡状態、中枢神経抑制剤の強い影響下、重症心不全、パーキンソン病、レビー小体型認知症、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.低血圧又はその恐れ・疑い、心・血管疾患又はその恐れ・疑い、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、薬物過敏症の既往、脱水状態、肥満、長期臥床、不動状態、肝機能障害、高齢認知症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
スピロピタン錠1mgの副作用等
1.悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、死亡、腸管麻痺、食欲不振、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、麻痺性イレウス、悪心、嘔吐、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、無顆粒球症、白血球減少、深部静脈血栓症、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.アカシジア、静坐不能、パーキンソン症候群、手指振戦、筋強剛、流涎、不眠、眠気、倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
3.血圧降下、心電図変化、QT間隔延長、T波変化、錐体外路症状、口周部不随意運動、不随意運動、角膜混濁、水晶体混濁、角膜色素沈着、過敏症、発疹、下痢、腹痛、体重増加、月経異常、乳汁分泌、高プロラクチン血症、女性型乳房、焦躁感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
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頻度不明
4.頻脈、肝障害、ジスキネジア、痙攣性斜頸、顔面攣縮、頸部攣縮、後弓反張、眼球回転発作、眼調節障害、そう痒、食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、眩暈、頭痛、頭重、興奮、口渇、鼻閉、発汗、排尿障害
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.嘔吐症状を不顕性化、一過性血圧降下、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、胎仔吸収、流産、胎仔毒性、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性、離脱症状、錐体外路症状、重症の錐体外路症状、低血圧、過度の鎮静、QT延長、心室性不整脈、Torsade de pointes、心停止、循環虚脱、光線過敏症、死亡率上昇
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
スピロピタン錠1mgの相互作用
1.薬剤名等 : アドレナリン
- 発現事象
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作用を逆転させ重篤な血圧降下
- 理由・原因
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アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
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禁止
2.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤
- 発現事象
-
重篤な血圧降下
- 理由・原因
-
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
中枢神経抑制作用が増強
- 理由・原因
-
本剤およびこれらの薬剤の中枢神経抑制作用
- 投与条件
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- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
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相互に作用を増強
- 理由・原因
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アルコールは中枢神経抑制作用を有する
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : 飲酒
- 発現事象
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相互に作用を増強
- 理由・原因
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アルコールは中枢神経抑制作用を有する
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : リチウム
- 発現事象
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重症の錐体外路症状、心電図変化、非可逆性の脳障害、突発性の悪性症候群<Syndrome malin>、持続性のジスキネジア
- 理由・原因
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抗ドパミン作用の増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
7.薬剤名等 : 抗ドパミン作用を有する薬剤
- 発現事象
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錐体外路症状、内分泌機能異常
- 理由・原因
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抗ドパミン作用が強くあらわれる
- 投与条件
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- 指示
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注意
8.薬剤名等 : タンドスピロンクエン酸塩
- 発現事象
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錐体外路症状を増強
- 理由・原因
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タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意
9.薬剤名等 : ドパミン作動薬
- 発現事象
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作用が減弱
- 理由・原因
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ドパミン作動性神経において、作用が拮抗
- 投与条件
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- 指示
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注意