パロキセチン錠20mg「日医工」の効能・効果
強迫性障害、パニック障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害、うつ状態、うつ病
パロキセチン錠20mg「日医工」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内、ピモジド投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.躁うつ病、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、脳器質的障害、統合失調症素因、衝動性が高い併存障害、てんかんの既往、緑内障、抗精神病剤投与中、出血傾向、出血性素因、出血の危険性を高める薬剤を併用、心疾患又はその既往、QT間隔延長又はその既往
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
3.肝障害、高度腎障害
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
パロキセチン錠20mg「日医工」の副作用等
1.自殺念慮、自殺企図
- 記載場所
-
効能・効果
- 頻度
-
頻度不明
2.重篤な肝機能障害、肝不全、肝壊死、肝炎、黄疸
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、発汗、戦慄、頻脈、振戦、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、発熱、白血球増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、譫妄、痙攣、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低ナトリウム血症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、アナフィラキシー、発疹、血管性浮腫、呼吸困難
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
5.倦怠、倦怠感、ほてり、無力症、疲労、発熱、悪寒、傾眠、眩暈、頭痛、不眠、振戦、神経過敏、知覚減退、躁病反応、感情鈍麻、錐体外路障害、あくび、アカシジア、内的な落ち着きのなさ、静座困難、起立困難、精神運動性激越、味覚異常、異常な夢、悪夢、激越、健忘、失神、緊張亢進、離人症、レストレスレッグス症候群、嘔気、便秘、食欲不振、腹痛、口渇、嘔吐、下痢、消化不良、心悸亢進、一過性血圧上昇、一過性血圧低下、起立性低血圧、頻脈、過敏症、発疹、そう痒、蕁麻疹、血管性浮腫、紅斑性発疹、光線過敏症、白血球増多、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値増加、ヘマトクリット値減少、赤血球減少、異常出血、皮下溢血、紫斑、胃腸出血、肝機能検査値異常、ALT上昇、GPT上昇、AST上昇、GOT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、ウロビリノーゲン陽性、BUN上昇、尿沈渣<赤血球・白血球>、尿蛋白、排尿困難、尿閉、尿失禁、霧視、視力異常、散瞳、急性緑内障、性機能異常、射精遅延、勃起障害、発汗、総コレステロール上昇、体重増加、血清カリウム上昇、総蛋白減少、乳汁漏出、末梢性浮腫、高プロラクチン血症、月経障害、不正子宮出血、無月経
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.自殺、躁転、自殺企図、散瞳、悪性症候群、皮膚出血、粘膜出血、胃腸出血、QT間隔延長、眠気、眩暈、不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、軽躁、躁病、自殺念慮、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪、自殺行動、自殺既遂、病相の不安定化、知覚障害、錯感覚、電気ショック様感覚、耳鳴、睡眠障害、悪夢、意識障害、嘔気、振戦、錯乱、発汗、頭痛、下痢、耐えられない症状、先天異常、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、出血、心血管系異常、心室中隔欠損、心房中隔欠損、呼吸抑制、無呼吸、チアノーゼ、多呼吸、てんかん様発作、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、ぴくつき、持続的な泣き、嗜眠、傾眠、発熱、低体温、哺乳障害、嘔吐、低血糖、新生児仮死、薬物離脱症状、新生児遷延性肺高血圧症、不随意筋収縮、昏睡、心電図変化、骨折、受精率に影響
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
7.食欲減退、振戦、発汗、運動過多、敵意、激越、情動不安定、泣き、気分変動、自傷、自殺念慮、自殺企図、攻撃性、敵対的行為、怒り、神経過敏、眩暈、嘔気、涙ぐむ、腹痛
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
5%未満
パロキセチン錠20mg「日医工」の相互作用
1.薬剤名等 : MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : MAO阻害剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群
- 理由・原因
-
脳内セロトニン濃度が高まる
- 投与条件
-
MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ピモジド
- 発現事象
-
QT延長、重篤な心臓血管系の副作用、心室性不整脈<Torsade de Pointesを含む>
- 理由・原因
-
ピモジド(2mg)と本剤との併用により、ピモジドの血中濃度が上昇、本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
5.薬剤名等 : 飲酒
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
6.薬剤名等 : 出血の危険性を高める薬剤を併用
- 発現事象
-
粘膜出血、皮膚出血、胃腸出血
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
7.薬剤名等 : フェノチアジン系抗精神病剤
- 発現事象
-
作用が増強、錐体外路症状、悪性症候群、過鎮静
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇、パロキセチン製剤とペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
8.薬剤名等 : リスペリドン
- 発現事象
-
作用が増強、錐体外路症状、悪性症候群、過鎮静
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇、パロキセチン製剤とリスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
9.薬剤名等 : セロトニン作用を有する薬剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 炭酸リチウム
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : トリプタン系薬剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : セロトニン前駆物質含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : セロトニン前駆物質含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : L-トリプトファン含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 5-ヒドロキシトリプトファン含有食品等
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : トラマドール
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : フェンタニル
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : リネゾリド
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
相互にセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : メチルチオニニウム塩化物水和物
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : 抗不整脈剤
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : β-遮断剤
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : アトモキセチン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : タモキシフェン
- 発現事象
-
作用が減弱、乳癌による死亡リスクが増加
- 理由・原因
-
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、タモキシフェンの活性代謝物の血中濃度が減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : キニジン
- 発現事象
-
本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
28.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
-
本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、シメチジンとの併用により、パロキセチン製剤の血中濃度が約50%増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
29.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
30.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
31.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
32.薬剤名等 : フェノバルビタール
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下、フェノバルビタールとの併用により、パロキセチン製剤のAUC及びT1/2がそれぞれ平均25及び38%減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
33.薬剤名等 : ホスアンプレナビル
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
パロキセチン製剤の血中濃度が約60%減少
- 投与条件
-
ホスアンプレナビルとリトナビルとの併用
- 指示
-
注意
34.薬剤名等 : リトナビル
- 発現事象
-
本剤の作用が減弱
- 理由・原因
-
パロキセチン製剤の血中濃度が約60%減少
- 投与条件
-
ホスアンプレナビルとリトナビルとの併用
- 指示
-
注意
35.薬剤名等 : ワルファリン
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
36.薬剤名等 : ジゴキシン
- 発現事象
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作用が減弱
- 理由・原因
-
健康人において、パロキセチン製剤によるジゴキシンの血中濃度の低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
37.薬剤名等 : 止血・血液凝固を阻害する薬剤
- 発現事象
-
出血傾向が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤を併用することにより作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
38.薬剤名等 : 出血症状の報告のある薬剤
- 発現事象
-
出血傾向が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤を併用することにより作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
39.薬剤名等 : 精神病用薬と併用
- 発現事象
-
昏睡、心電図変化
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
過量投与
- 指示
-
注意