オランザピンOD錠10mg「杏林」の効能・効果
統合失調症、 (双極性障害におけるうつ症状、双極性障害における躁症状) の改善、抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>
オランザピンOD錠10mg「杏林」の使用制限等
1.昏睡状態、中枢神経抑制剤の強い影響下、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>、糖尿病又はその既往
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.本剤のクリアランスを低下させる要因を併せ持つ高齢者、高齢者の非喫煙
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
3.高血糖、肥満、糖尿病の危険因子を有する、糖尿病の家族歴、尿閉、閉塞隅角緑内障、麻痺性イレウス、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、非喫煙、本剤のクリアランスを低下させる要因を併せ持つ、低血圧を起こし易い体質、心筋虚血の既往、心筋梗塞の既往、心不全、脱水、血液量減少、心・血管疾患、血圧降下剤投与による治療、伝導異常、脳血管疾患、脱水状態、長期臥床、不動状態、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、脳器質的障害、衝動性が高い併存障害、肝障害、肝毒性のある薬剤による治療中、高齢認知症、高齢で呼吸器疾患、高齢で鎮静状態、高齢で高血圧又はその既往、高齢で脳血管障害又はその既往、高齢で一過性脳虚血発作又はその既往、高齢で喫煙
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
オランザピンOD錠10mg「杏林」の副作用等
1.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、死亡、致命的経過
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.低血糖、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害、低血糖症状、Al-P上昇、肝機能障害、黄疸、横紋筋融解症、筋肉痛、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、腸管麻痺、食欲不振、悪心、嘔吐、著しい便秘、腹部膨満、腹部弛緩、腸内容物うっ滞、麻痺性イレウス、無顆粒球症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.高血糖
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、痙攣、強直間代性痙攣、部分発作、ミオクロヌス発作、遅発性ジスキネジア、不随意運動、口周部不随意運動、白血球減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
5.悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、脈拍変動、血圧変動、発汗、発熱、血清CK上昇、白血球増加、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、死亡
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
6.傾眠、不眠、体重増加
- 記載場所
-
その他の副作用
7.しびれ感、吃音、健忘、血栓、膵炎、白血球増多、好酸球増多、赤血球減少、好中球増多、血小板減少、ヘモグロビン減少、血小板増多、好酸球減少、赤血球増多、単球減少、単球増多、ヘマトクリット値減少、プロラクチン低下、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、ウロビリノーゲン陽性、総ビリルビン低下、肝炎、BUN低下、尿沈渣異常、クレアチニン低下、BUN上昇、過敏症、光線過敏症、血管浮腫、そう痒症、代謝異常、総蛋白低下、ナトリウム上昇、クロール上昇、クロール低下、鼻出血、嚥下性肺炎、持続勃起、離脱反応、嘔気、嘔吐、アルブミン低下、A/G比異常、グロブリン上昇、関節痛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
8.興奮、不安、めまい、ふらつき、頭痛、頭重、抑うつ状態、構音障害、立ちくらみ、易刺激性、自殺企図、幻覚、妄想、脱抑制、性欲亢進、躁状態、感覚鈍麻、下肢静止不能症候群、記憶障害、知覚過敏、違和感、意識喪失、焦燥、錐体外路症状、アカシジア、静坐不能、振戦、筋強剛、ジストニア、ジスキネジア、歩行異常、ブラジキネジア、動作緩慢、嚥下障害、眼球挙上、血圧低下、動悸、頻脈、起立性低血圧、血圧上昇、徐脈、心室性期外収縮、心電図QT延長、便秘、食欲亢進、口渇、嘔気、胃不快感、食欲不振、嘔吐、流涎過多、下痢、腹痛、口角炎、白血球減少、貧血、好中球減少、月経異常、プロラクチン上昇、ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、蛋白尿、排尿障害、尿失禁、発疹、顔面浮腫、トリグリセリド上昇、コレステロール上昇、糖尿病、尿糖、高尿酸血症、水中毒、高脂血症、鼻閉、倦怠感、脱力感、体重減少、発熱、浮腫、発汗、CK上昇、転倒、胸痛、骨折、低体温、肩こり、脱毛症
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
9.独語、空笑、会話障害、もうろう状態、舌の運動障害、運動減少、パーキンソン病徴候、心房細動、胃潰瘍、黒色便、痔出血、腹部膨満、胃炎、リンパ球減少、乳汁分泌、乳房肥大、甲状腺機能亢進症、LDH上昇、腎盂炎、頻尿、尿閉、蕁麻疹、小丘疹、トリグリセリド低下、脱水症、カリウム低下、カリウム上昇、ナトリウム低下、腰痛、死亡、眼のチカチカ、霧視感、ほてり
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
10.頻脈、激越、攻撃性、構語障害、錐体外路症状、鎮静、昏睡、意識障害
- 記載場所
-
使用上の注意
11.著しい血糖値上昇、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、死亡
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
12.著しい血糖値上昇、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、致命的経過
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
13.低血糖、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害、低血糖症状
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
14.口渇、多飲、多尿、頻尿、血糖値上昇、体重増加、肥満、嘔吐症状を不顕在化、自殺念慮、自殺企図、不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、めまい、頻脈、起立性低血圧、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、離脱症状、錐体外路症状、心肺停止、死亡、突然死、脳血管障害、脳卒中、一過性脳虚血発作、死亡率上昇、乳腺腫瘍
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
15.譫妄、痙攣、悪性症候群様症状、呼吸抑制、誤嚥、高血圧、低血圧、不整脈
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
5%未満
オランザピンOD錠10mg「杏林」の相互作用
1.薬剤名等 : アドレナリン
- 発現事象
-
作用を逆転させ重篤な血圧降下
- 理由・原因
-
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用によりβ-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : 血圧降下剤投与による治療等
- 発現事象
-
起立性低血圧、頻脈、めまい
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
治療初期
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 肝毒性のある薬剤による治療中
- 発現事象
-
肝障害を悪化
- 理由・原因
-
肝障害を悪化
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
本剤及びこれらの薬剤は中枢神経抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
相互に作用を増強
- 理由・原因
-
アルコールは中枢神経抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 抗コリン作用を有する薬剤
- 発現事象
-
腸管麻痺等の重篤な抗コリン性の毒性が強くあらわれる
- 理由・原因
-
本剤及びこれらの薬剤は抗コリン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : ドパミン作動薬
- 発現事象
-
ドパミン作動性の作用が減弱
- 理由・原因
-
ドパミン作動性神経において、本剤がこれらの薬剤の作用に拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : レボドパ製剤
- 発現事象
-
ドパミン作動性の作用が減弱
- 理由・原因
-
ドパミン作動性神経において、本剤がこれらの薬剤の作用に拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : フルボキサミン
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を増加
- 理由・原因
-
これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)阻害作用を有するため本剤のクリアランスを低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : シプロフロキサシン
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を増加
- 理由・原因
-
これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)阻害作用を有するため本剤のクリアランスを低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)を誘導するため本剤のクリアランスを増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : オメプラゾール
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)を誘導するため本剤のクリアランスを増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)を誘導するため本剤のクリアランスを増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : 喫煙
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度を低下
- 理由・原因
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喫煙は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)を誘導するため本剤のクリアランスを増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤
- 発現事象
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重篤な血圧降下
- 理由・原因
-
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用によりβ-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 高齢でベンゾジアゼピン系薬物の併用
- 発現事象
-
死亡
- 理由・原因
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- 投与条件
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-
- 指示
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注意