セルトラリン錠100mg「杏林」の効能・効果
うつ状態、うつ病、パニック障害、外傷後ストレス障害
セルトラリン錠100mg「杏林」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内、ピモジド投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.躁うつ病、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、脳器質的障害、統合失調症素因、衝動性が高い併存障害、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、QT延長又はその既往、低カリウム血症、著明な徐脈、出血傾向、出血性素因、出血の危険性を高める薬剤を併用、緑内障又はその既往、肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
セルトラリン錠100mg「杏林」の副作用等
1.自殺念慮、自殺企図
- 記載場所
-
効能・効果
- 頻度
-
頻度不明
2.肝機能障害、肝不全、肝炎、黄疸
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクロヌス、自律神経不安定、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、痙攣、昏睡、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、意識障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、アナフィラキシー、呼吸困難、喘鳴、血管浮腫、QT延長、心室頻拍、torsade de pointes、血小板減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.傾眠、悪心、嘔吐
- 記載場所
-
その他の副作用
5.攻撃的反応、不安、焦燥、興奮、幻覚、不随意性筋収縮、ジスキネジー、ジストニー、片頭痛、失神、散瞳、血小板機能異常、紫斑、斑状出血、皮下出血、膵炎、過敏症、光線過敏性反応、尿失禁、夜尿、乳汁漏出症、女性化乳房、開口障害、甲状腺機能低下症、低ナトリウム血症、高プロラクチン血症、血糖異常、気管支痙攣、好酸球性肺炎
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.睡眠障害、不眠、錯乱状態、悪夢、易刺激性、易興奮性、うつ病、躁病、精神症、多幸症、リビドー減退、記憶障害、注意力障害、頭痛、浮動性めまい、振戦、感覚減退、起立性めまい、味覚異常、頭部不快感、運動障害、アカシジア、錐体外路症状、運動過多、歯ぎしり、歩行異常、錯感覚、調節障害、視覚異常、霧視、羞明、視力低下、耳鳴、耳閉感、回転性眩暈、動悸、起立性低血圧、血圧低下、血圧上昇、頻脈、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、LDH増加、Al-P増加、総ビリルビン増加、直接ビリルビン増加、白血球数増加、白血球数減少、単球増加、出血傾向、鼻出血、胃腸出血、血尿、口内乾燥、下痢、軟便、便秘、腹部不快感、腹痛、腹部膨満、消化不良、食欲不振、胃腸障害、食欲亢進、発疹、蕁麻疹、そう痒症、顔面浮腫、眼窩周囲浮腫、排尿困難、尿閉、頻尿、性機能障害、射精遅延、持続勃起症、月経障害、背部痛、関節痛、筋緊張異常、筋硬直、筋緊張亢進、筋痙攣、総蛋白減少、総コレステロール増加、尿糖、尿蛋白、倦怠感、多汗、発汗、寝汗、無力症、熱感、異常感、胸痛、胸部圧迫感、疲労、発熱、ほてり、悪寒、体重減少、体重増加、末梢性浮腫、あくび、脱毛症
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.血小板減少
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
8.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、軽躁、躁病、自殺念慮、自殺企図、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪、浮動性めまい、錯感覚、頭痛、悪心、躁転、QT延長、心室頻拍、torsade de pointes、鼻出血、胃腸出血、血尿、入院期間の延長・呼吸補助・経管栄養を必要とする離脱症状と同様の症状、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、持続性の泣き、新生児遷延性肺高血圧症、出血傾向増強、死亡、傾眠、胃腸障害、頻脈、セロトニン性副作用、昏睡、骨折、受精率に影響
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.自殺念慮
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
5%未満
セルトラリン錠100mg「杏林」の相互作用
1.薬剤名等 : MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : MAO阻害剤
- 発現事象
-
異常高熱、昏睡、全身痙攣、発汗、不穏
- 理由・原因
-
セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ピモジド
- 発現事象
-
AUC及びCmaxがそれぞれ1.4倍増加、QT延長
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
5.薬剤名等 : 飲酒
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
6.薬剤名等 : メチルチオニニウム塩化物水和物
- 発現事象
-
セロトニン症候群
- 理由・原因
-
併用薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : リネゾリド
- 発現事象
-
血圧上昇、錯乱、協調運動障害、セロトニン症候群の症状
- 理由・原因
-
リネゾリドは非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : 5-HT1B/1D受容体作動薬
- 発現事象
-
興奮、錯乱、反射亢進、不安、協調運動障害、焦燥、脱力
- 理由・原因
-
相互に作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : トラマドール塩酸塩含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : メサドン塩酸塩
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : ペンタゾシン含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : ペチジン塩酸塩含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : タペンタドール塩酸塩
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : フェンタニル含有製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : L-トリプトファンを含有する製剤
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
-
セロトニン作用が増強
- 理由・原因
-
セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)はセロトニン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : 炭酸リチウム
- 発現事象
-
セロトニンに関連した副作用<振戦等>が増大
- 理由・原因
-
相互に作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
薬剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : ワルファリン
- 発現事象
-
プロトロンビン反応時間曲線下面積が軽度増加<8%>
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : 出血傾向が増強する薬剤
- 発現事象
-
異常出血<鼻出血・胃腸出血・血尿等>
- 理由・原因
-
SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : トルブタミド
- 発現事象
-
クリアランスが減少<16%>
- 理由・原因
-
本剤がこの薬剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
-
本剤のAUC及びCmaxの増大<50%・24%>、本剤のt1/2の延長<26%>
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : QT延長を起こすことが知られている薬剤
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : スルピリン水和物
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度が低下し有効性が減弱
- 理由・原因
-
CYP2B6及びCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : 電気けいれん療法
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意