デュロキセチンカプセル30mg「サワイ」の効能・効果
うつ状態、うつ病、 (糖尿病性神経障害、変形性関節症、線維筋痛症、慢性腰痛症) の疼痛
デュロキセチンカプセル30mg「サワイ」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内、高度肝機能障害、高度腎機能障害、コントロール不良の閉塞隅角緑内障
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.前立腺肥大症、排尿困難、高血圧、心疾患、眼内圧亢進、緑内障、過度のアルコール摂取、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、躁うつ病、脳器質的障害、統合失調症素因、衝動性が高い併存障害、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、出血性疾患の既往、出血性素因、軽度から中等度腎機能障害、軽度から中等度肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
デュロキセチンカプセル30mg「サワイ」の副作用等
1.自殺念慮、自殺企図
- 記載場所
-
効能・効果
- 頻度
-
頻度不明
2.セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、血圧変動、白血球数増加、血清CK上昇、血清CPK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、急性腎障害、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、幻覚、肝炎、黄疸、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹、アナフィラキシー反応、高血圧クリーゼ、尿閉
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.痙攣、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、肝機能障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
4.倦怠感、傾眠、頭痛、めまい、悪心、食欲減退、口渇、便秘、下痢
- 記載場所
-
その他の副作用
5.過敏症、接触性皮膚炎、光線過敏反応、血管浮腫、皮膚血管炎、激越、オーガズム異常、嗜眠、睡眠障害、歯軋り、失見当識、攻撃性、怒り、歩行障害、開口障害、下肢静止不能症候群、異常感、咽頭炎、咽喉緊張、口臭、嚥下障害、顕微鏡的大腸炎、散瞳、緑内障、異常出血、斑状出血、胃腸出血、白血球減少、筋緊張、多尿、閉経期症状、精巣痛、甲状腺機能低下、低ナトリウム血症、乳汁漏出症、高プロラクチン血症、血中カリウム上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.発疹、そう痒、蕁麻疹、ほてり、発熱、悪寒、脱水、脱力感、不眠、立ちくらみ、しびれ感、振戦、浮遊感、あくび、焦燥感、気分高揚、注意力障害、錐体外路症状、不安、異常夢、悪夢、頭がぼーっとする、性欲減退、躁病反応、錯感覚、無感情、味覚異常、腹部痛、嘔吐、腹部膨満感、腹部不快感、消化不良、胃炎、口内炎、歯痛、胃腸炎、咽頭不快感、耳鳴、視調節障害、眼乾燥、霧視、耳痛、動悸、頻脈、血圧上昇、起立性低血圧、上室性不整脈、失神、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ヘモグロビン減少、赤血球減少、ヘマトクリット減少、鼻出血、背部痛、関節痛、筋痛、肩こり、筋痙攣、排尿困難、性機能異常、月経異常、射精障害、勃起障害、排尿障害、血中クレアチニン上昇、BUN上昇、頻尿、尿中アルブミン/クレアチニン比上昇、尿流量減少、高血糖、トリグリセリド上昇、総コレステロール上昇、尿中蛋白陽性、血中カリウム減少、発汗、体重減少、体重増加、CK上昇、CPK上昇、浮腫、冷感、熱感、呼吸苦、胸痛、冷汗、咳嗽
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
8.心拍数増加、血圧上昇、高血圧クリーゼ
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.血糖値上昇、HbA1c上昇、糖尿病悪化
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
10.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、軽躁、躁病、自殺念慮、自殺企図、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪、浮動性めまい、錯感覚、電気ショック様感覚、頭痛、悪心、筋痛、躁転、入院期間の延長・呼吸補助・経管栄養を必要とする離脱症状と同様の症状、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、持続性の泣き、低ナトリウム血症、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、めまい、転倒、傾眠、昏睡、セロトニン症候群、頻脈、骨折
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
デュロキセチンカプセル30mg「サワイ」の相互作用
1.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内
- 発現事象
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- 理由・原因
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- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤
- 発現事象
-
他の抗うつ剤で併用により異常高熱、他の抗うつ剤で併用により昏睡、他の抗うつ剤で併用により全身痙攣、他の抗うつ剤で併用により発汗、他の抗うつ剤で併用により不穏
- 理由・原因
-
主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ピモジド
- 発現事象
-
QT延長、心血管系副作用、心室性不整脈<Torsades de pointesを含む>
- 理由・原因
-
本剤は、ピモジドの肝での酸化的代謝を阻害し、血中濃度を上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
相互に中枢神経抑制作用を増強、肝機能が悪化
- 理由・原因
-
アルコールは中枢神経抑制作用を有する、過度のアルコール摂取と本剤との併用により、肝機能が悪化
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
相互に作用を増強
- 理由・原因
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-
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : メチルチオニニウム塩化物水和物
- 発現事象
-
セロトニン症候群
- 理由・原因
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併用薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : フルボキサミンマレイン酸塩
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、本剤とフルボキサミンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : シプロフロキサシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、本剤とフルボキサミンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : エノキサシン等
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、本剤とフルボキサミンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇、本剤とCYP2D6基質であるデシプラミンとの併用により、デシプラミンのAUCが増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : フェノチアジン系抗精神病剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇、本剤とCYP2D6基質であるデシプラミンとの併用により、デシプラミンのAUCが増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : 抗不整脈剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤のCYP2D6阻害作用により、これらの薬剤の血中濃度が上昇、本剤とCYP2D6基質であるデシプラミンとの併用により、デシプラミンのAUCが増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : パロキセチン塩酸塩水和物
- 発現事象
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本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤のCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、本剤とパロキセチンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : キニジン硫酸塩水和物等
- 発現事象
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本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤のCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇、本剤とパロキセチンとの併用により、本剤の血漿クリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : セロトニン作用薬
- 発現事象
-
相互にセロトニン作用を増強、セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品等
- 発現事象
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相互にセロトニン作用を増強、セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : 降圧剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : アドレナリン
- 発現事象
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心血管作用<血圧上昇等>が増強
- 理由・原因
-
本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、アドレナリン作用が増強
- 投与条件
-
併用薬剤(特に注射剤)
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : ノルアドレナリン
- 発現事象
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心血管作用<血圧上昇等>が増強
- 理由・原因
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本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、アドレナリン作用が増強
- 投与条件
-
併用薬剤(特に注射剤)
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : 血漿蛋白との結合率の高い薬剤
- 発現事象
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相互に作用を増強
- 理由・原因
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本剤は血漿蛋白との結合率が高いため、併用により、本剤及びこれらの薬剤の血中遊離濃度が上昇
- 投与条件
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- 指示
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注意
21.薬剤名等 : 出血傾向が増強する薬剤
- 発現事象
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出血傾向が増強
- 理由・原因
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SNRI、SSRIとこれらの薬剤との併用により、出血傾向が増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : 非ステロイド系抗炎症剤
- 発現事象
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出血傾向が増強
- 理由・原因
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SNRI、SSRIとこれらの薬剤との併用により、出血傾向が増強
- 投与条件
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-
- 指示
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注意