エスシタロプラム錠10mg「サワイ」の効能・効果
社会不安障害、うつ状態、うつ病
エスシタロプラム錠10mg「サワイ」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内、ピモジド投与中、QT延長、先天性QT延長症候群
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.肝機能障害、遺伝的にCYP2C19の活性が欠損
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
慎重投与
3.心血管系障害、QT延長を起こすリスク、不整脈又はその既往、著明な徐脈又はその既往、うっ血性心不全、低カリウム血症、CYP2C19の活性が遺伝的に欠損、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、躁うつ病、脳器質的障害、統合失調症素因、衝動性が高い併存障害、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、出血傾向、出血性素因、出血の危険性を高める薬剤を併用、閉塞隅角緑内障、高度腎機能障害、肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
エスシタロプラム錠10mg「サワイ」の副作用等
1.QT延長
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
2.自殺念慮、自殺企図
- 記載場所
-
効能・効果
- 頻度
-
頻度不明
3.低ナトリウム血症、頭痛、集中力欠如、記憶障害、錯乱、幻覚、痙攣、失神、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、不安、焦燥、興奮、振戦、ミオクローヌス、高熱、セロトニン症候群、QT延長、心室頻拍、torsade de pointes
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.痙攣
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
5.倦怠感、傾眠、浮動性めまい、頭痛、悪心、口渇
- 記載場所
-
その他の副作用
6.過敏症、アナフィラキシー反応、血管浮腫、パニック発作、精神運動不穏、失神、幻覚、神経過敏、離人症、ジスキネジー、運動障害、無オルガズム症、頻脈、徐脈、出血傾向、斑状出血、消化管出血、肝炎、持続勃起症、月経過多、視覚異常、散瞳、高プロラクチン血症
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
7.異常感、無力症、浮腫、熱感、発熱、悪寒、疲労、体重増加、体重減少、発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、あくび、不眠症、体位性めまい、感覚鈍麻、易刺激性、いらいら感、焦燥、アカシジア、睡眠障害、異常夢、悪夢、激越、不安、錯乱状態、躁病、落ち着きのなさ、錯感覚、ピリピリ感、振戦、リビドー減退、歯ぎしり、腹部不快感、下痢、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘、腹部膨満、胃炎、食欲亢進、消化不良、動悸、起立性低血圧、QT延長、赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、白血球増加、血小板増加、血小板減少、鼻出血、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、肝機能検査値異常、関節痛、筋肉痛、肩こり、こわばり、排尿困難、尿蛋白陽性、射精障害、頻尿、尿閉、不正出血、勃起不全、射精遅延、回転性めまい、耳鳴、多汗症、副鼻腔炎、味覚異常、脱毛、コレステロール上昇、血中ナトリウム低下、乳汁漏出、胸部不快感、寝汗、羞明、霧視、過換気、尿糖陽性
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
8.QT延長
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.心室頻拍、torsade de pointes、心電図QT間隔の過度な延長、不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、軽躁、躁病、自殺念慮、自殺企図、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪、浮動性めまい、錯感覚、頭痛、悪心、躁転、胎仔毒性、胎仔体重減少、胎仔骨化遅延、出生仔死亡率増加、心血管系異常を有する胎仔数増加、入院期間の延長・呼吸補助・経管栄養を必要とする離脱症状と同様の症状、呼吸窮迫、チアノーゼ、無呼吸、発作、体温調節障害、哺乳障害、嘔吐、低血糖症、筋緊張低下、筋緊張亢進、反射亢進、振戦、ぴくつき、持続性の泣き、新生児遷延性肺高血圧症、死亡、中枢神経障害、めまい、セロトニン症候群、痙攣、昏睡、胃腸障害、心血管障害、低血圧、頻脈、QT延長、不整脈、電解質及び水分バランス異常、低カリウム血症、低ナトリウム血症、骨折、受精率に影響、心毒性、心筋炎に基づくうっ血性心不全、肺リン脂質症、精巣上体リン脂質症、副腎リン脂質症、泡沫状肺胞マクロファージの集簇、細胞空胞化
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
エスシタロプラム錠10mg「サワイ」の相互作用
1.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤
- 発現事象
-
セロトニン症候群
- 理由・原因
-
セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まる
- 投与条件
-
MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後14日間以内
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ピモジド
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
5.薬剤名等 : 飲酒
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
他の抗うつ剤で作用の増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
6.薬剤名等 : セロトニン作用薬
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : セロトニン前駆物質含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : L-トリプトファン含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : メチルチオニニウム塩化物水和物
- 発現事象
-
セロトニン症候群、セロトニン作用による症状
- 理由・原因
-
メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : フェノチアジン系抗精神病剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : リスペリドン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : ブチロフェノン系抗精神病剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 抗不整脈剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : β遮断剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤がこれらの薬剤の代謝酵素であるCYP2D6を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
シメチジンが本剤の代謝酵素を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : オメプラゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤が本剤の代謝酵素であるCYP2C19を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : ランソプラゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤が本剤の代謝酵素であるCYP2C19を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : チクロピジン塩酸塩
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤が本剤の代謝酵素であるCYP2C19を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : ワルファリンカリウム
- 発現事象
-
プロトロンビン時間が軽度延長<約5%>
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : 出血傾向が増強する薬剤
- 発現事象
-
出血傾向が増強
- 理由・原因
-
SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : QT延長を起こすことが知られている薬剤
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意