ラツーダ錠20mgの効能・効果
統合失調症、双極性障害におけるうつ症状の改善
ラツーダ錠20mgの使用制限等
1.昏睡状態、中枢神経抑制剤の強い影響下、CYP3A4を強く阻害する薬剤投与中、CYP3A4を強く誘導する薬剤投与中、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アドレナリン投与中<アナフィラキシー救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.中等度以上の腎機能障害、中等度以上の肝機能障害
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
慎重投与
3.1.2mg/dL<Cr≦2.0mg/dLの統合失調症の女性、1.4mg/dL<Cr≦2.4mg/dLの統合失調症の男性、30mL/min≦CLcr<50mL/minの統合失調症、中等度腎機能障害の統合失調症、CLcr<30mL/minの統合失調症、Cr>2.0mg/dLの統合失調症の女性、Cr>2.4mg/dLの統合失調症の男性、重度腎機能障害の統合失調症、Child-Pugh分類Bの統合失調症、中等度肝機能障害の統合失調症、Child-Pugh分類Cの統合失調症、重度肝機能障害の統合失調症、1.2mg/dL<Cr≦2.0mg/dLの双極性障害の女性、1.4mg/dL<Cr≦2.4mg/dLの双極性障害の男性、30mL/min≦CLcr<50mL/minの双極性障害、中等度腎機能障害の双極性障害、CLcr<30mL/minの双極性障害、Cr>2.0mg/dLの双極性障害の女性、Cr>2.4mg/dLの双極性障害の男性、重度腎機能障害の双極性障害、Child-Pugh分類Bの双極性障害、中等度肝機能障害の双極性障害、Child-Pugh分類Cの双極性障害、重度肝機能障害の双極性障害
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
4.糖尿病又はその既往、糖尿病の危険因子を有する、パーキンソン病、レビー小体型認知症、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、栄養不良状態を伴う身体的疲弊、脱水を伴う身体的疲弊、自殺企図の既往、自殺念慮又はその既往、糖尿病の家族歴、高血糖、肥満、不整脈の既往、先天性QT延長症候群、低血圧又はその恐れ・疑い、心・血管疾患又はその恐れ・疑い、脱水状態、長期臥床、不動状態、中等度以上の腎機能障害、中等度以上の肝機能障害、高齢認知症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ラツーダ錠20mgの副作用等
1.高血糖悪化、糖尿病悪化、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、口渇、多飲、多尿、頻尿
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、死亡、痙攣、強直間代性痙攣、部分発作、ミオクローヌス発作、深部静脈血栓症、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、無顆粒球症
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.高血糖
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.遅発性ジスキネジア、口周部不随意運動、不随意運動、白血球減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
5.アカシジア、静坐不能
- 記載場所
-
その他の副作用
6.過敏症、咽頭浮腫、舌腫脹、失神、パニック発作、突然死、眉間反射異常、錐体外路症状、開口障害、舌痙攣、嚥下障害、斜頚、運動低下、脳卒中、狭心症、起立性低血圧、貧血、乳房腫大、乳房痛、勃起不全、腎不全、低ナトリウム血症、糖尿病
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
7.そう痒、じん麻疹、湿疹、発疹、血管浮腫、顔面腫脹、不安、傾眠、不眠、頭痛、浮動性めまい、易刺激性、激越、攻撃性、リビドー減退、幻覚、妄想、悪夢、鎮静、抑うつ、自傷行為、自殺念慮、自殺企図、振戦、ジストニア、パーキンソニズム、筋固縮、ジスキネジア、運動緩慢、流涎過多、眼球回転発作、構語障害、筋緊張、筋痙縮、落ち着きのなさ、錐体外路障害、心電図異常、QT延長、PR短縮、房室ブロック、動悸、頻脈、徐脈、血圧上昇、血小板減少、好中球減少、プロラクチン上昇、甲状腺機能異常、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、乳汁分泌、月経異常、悪心、嘔吐、便秘、腹部不快感、胃腸障害、口内乾燥、口渇、上腹部痛、腹痛、食欲減退、食欲亢進、消化不良、腹部膨満、胃炎、下痢、ALT上昇、AST上昇、肝機能異常、ビリルビン上昇、肝障害、排尿困難、排尿異常、尿蛋白陽性、体重増加、体重減少、多汗、熱感、発熱、脱力、疲労、CK上昇、筋力低下、筋骨格硬直、胸内苦悶感、胸部圧迫感、疼痛、背部痛、耐糖能異常、血糖上昇、HbA1c上昇、尿糖陽性、脂質異常症、多飲症、摂食障害、拒食、過食、咳嗽、鼻咽頭炎、アレルギー性鼻炎、色素沈着、脱毛、霧視、回転性めまい、末梢性浮腫
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
8.高血糖悪化、糖尿病悪化、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.起立性低血圧、低血圧症状、自殺念慮、自殺企図、不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア、精神運動不穏、他害行為、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪、精神運動不穏増悪、悪性症候群、QT延長、一過性血圧降下、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、離脱症状、錐体外路症状、昏睡、呼吸抑制、不整脈、低血圧、重度錐体外路症状、突然死、死亡率上昇、嘔吐症状を不顕性化、乳腺腫瘍、下垂体腫瘍
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ラツーダ錠20mgの相互作用
1.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : ボリコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ミコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : フルコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : ホスフルコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : ポサコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
7.薬剤名等 : リトナビルを含む製剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
8.薬剤名等 : ダルナビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
9.薬剤名等 : アタザナビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
10.薬剤名等 : ホスアンプレナビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
11.薬剤名等 : エンシトレルビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
12.薬剤名等 : コビシスタットを含む製剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
13.薬剤名等 : クラリスロマイシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
14.薬剤名等 : ロナファルニブ
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
15.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
16.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
17.薬剤名等 : ホスフェニトイン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
18.薬剤名等 : アドレナリン
- 発現事象
-
作用を逆転させ重篤な血圧降下
- 理由・原因
-
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
19.薬剤名等 : グレープフルーツ含有食品
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
20.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
相互に中枢神経抑制作用を増強
- 理由・原因
-
本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
21.薬剤名等 : CYP3A4を阻害する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の代謝が阻害、ジルチアゼム併用時の本剤のCmax及びAUCは、ジルチアゼム非併用時の2倍程度に上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
22.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤
- 発現事象
-
重篤な血圧降下
- 理由・原因
-
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
相互に中枢神経抑制作用を増強
- 理由・原因
-
アルコールは中枢神経抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : ドパミン作動薬
- 発現事象
-
相互に作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤はドパミン受容体遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : CYP3A4を誘導する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : セント・ジョーンズ・ワート含有食品等
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意