キシロカイン注射液「2%」エピレナミン(1:80,000)含有の効能・効果
浸潤麻酔、伝達麻酔、表面麻酔、硬膜外麻酔
キシロカイン注射液「2%」エピレナミン(1:80,000)含有の使用制限等
1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、血管攣縮の既往、高血圧、甲状腺機能亢進、心不全、糖尿病、動脈硬化、前房が浅い、狭隅角、眼圧上昇素因、抗精神病薬投与中、α遮断薬投与中、カテコールアミン製剤投与中、アドレナリン作動薬投与中、ショック状態、大量出血、注射部位又はその周辺に炎症、敗血症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.心室頻拍、重症不整脈、類薬で過敏反応の既往歴、精神神経症、コカイン中毒
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.全身性血行障害、末梢性血行障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
4.呼吸器疾患、肥満、全身状態不良、心刺激伝導障害、ハロゲン含有吸入麻酔薬投与中、肺気腫、心疾患、髄膜炎、中枢神経系疾患、灰白脊髄炎、脊髄に結核、脊髄に腫瘍、脊椎に結核、脊椎に腫瘍、脊髄ろう、血液凝固障害、抗凝血薬投与中、脊柱に著明な変形、腹部腫瘤、心血管系に著しい障害、心弁膜症、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害、ポルフィリン症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
キシロカイン注射液「2%」エピレナミン(1:80,000)含有の副作用等
1.ショック、徐脈、不整脈、血圧低下、呼吸抑制、チアノーゼ、意識障害、心停止、アナフィラキシーショック、振戦、痙攣、中毒症状、肺水腫、血圧異常上昇、呼吸困難、頻脈、心悸亢進、胸内苦悶、一過性異常感覚、持続的異常感覚、疼痛、知覚障害、運動障害、膀胱直腸障害、神経学的疾患、血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿、ポートワイン色尿、重篤な悪性高熱
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.頻脈、期外収縮、血圧変動、眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、頭痛、ショック、中毒、悪心、嘔吐、過敏症、蕁麻疹、皮膚症状、浮腫、結膜充血、眼痛、熱感、発汗、胸内苦悶、顔面潮紅、顔面蒼白
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.過度の血圧低下、化膿性髄膜炎症状、敗血症性髄膜炎、壊死状態、ショック、中毒症状、徐脈、呼吸抑制、神経障害、持続性眼筋運動障害、眼筋運動障害悪化、一過性失明、心肺停止、頻脈、不整脈、右心不全、血腫、脊髄障害、脊髄損傷、神経根損傷、血圧低下、酸素欠乏、分娩遅延、中毒、中枢神経系症状、心血管系症状、不安、興奮、多弁、口周囲知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦、意識消失、全身痙攣、低酸素血症、高炭酸ガス血症、呼吸停止、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系抑制、心室頻拍、心室細動、心室性不整脈、循環虚脱、心停止、血圧上昇、期外収縮、脳出血、腎血管異常収縮、血中の乳酸濃度が上昇、重篤な代謝性アシドーシス、痙攣、急性腹症、四肢麻痺、意識障害、軟骨融解
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
キシロカイン注射液「2%」エピレナミン(1:80,000)含有の相互作用
1.薬剤名等 : ブチロフェノン系抗精神病薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : フェノチアジン系抗精神病薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : イミノジベンジル系抗精神病薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : ゾテピン
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
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禁止
5.薬剤名等 : セロトニン・ドパミン拮抗薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
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-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : 多元受容体標的化抗精神病薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
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これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
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-
- 指示
-
禁止
7.薬剤名等 : ドパミン受容体部分作動薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
8.薬剤名等 : α遮断薬
- 発現事象
-
過度の血圧低下
- 理由・原因
-
これらの薬剤のα受容体遮断作用により、アドレナリンのβ受容体刺激作用が優位になり、血圧低下
- 投与条件
-
-
- 指示
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禁止
9.薬剤名等 : カテコールアミン製剤
- 発現事象
-
心停止、不整脈
- 理由・原因
-
これらの薬剤のβ刺激作用により、交感神経興奮作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
10.薬剤名等 : アドレナリン作動薬
- 発現事象
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心停止、不整脈
- 理由・原因
-
これらの薬剤のβ刺激作用により、交感神経興奮作用が増強
- 投与条件
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-
- 指示
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禁止
11.薬剤名等 : コカイン
- 発現事象
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アドレナリンの作用が増強
- 理由・原因
-
交感神経末端でのカテコールアミンの再取り込みを阻害、アドレナリンの作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
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原則禁止
12.薬剤名等 : 抗凝血薬投与中
- 発現事象
-
血腫、脊髄障害
- 理由・原因
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出血しやすい
- 投与条件
-
硬膜外麻酔
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : ハロゲン含有吸入麻酔薬
- 発現事象
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心停止、頻脈、不整脈
- 理由・原因
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これらの薬剤は、心筋のアドレナリン受容体の感受性を亢進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : ハロタン
- 発現事象
-
心室性期外収縮
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
アドレナリン量(粘膜下投与)は2.1μg/kg
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : イソフルラン
- 発現事象
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心室性期外収縮
- 理由・原因
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-
- 投与条件
-
アドレナリン量(粘膜下投与)は6.7μg/kg
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : セボフルラン
- 発現事象
-
3回以上持続する心室性期外収縮
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
5μg/kg~14.9μg/kgのアドレナリンを投与
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : デスフルラン
- 発現事象
-
3回以上持続する心室性期外収縮
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
7.0μg/kg~13.0μg/kgのアドレナリンを投与
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : 三環系抗うつ薬
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤は、アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させ、アドレナリン作動性神経刺激作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤は、アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させ、アドレナリン作動性神経刺激作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : 抗うつ薬
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤は、アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させ、アドレナリン作動性神経刺激作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : MAO阻害薬
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤は、アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させ、アドレナリン作動性神経刺激作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : メチルフェニデート
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤は、アドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させ、アドレナリン作動性神経刺激作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : 非選択性β遮断薬
- 発現事象
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血圧上昇、血管収縮、徐脈
- 理由・原因
-
これらの薬剤のβ受容体遮断作用により、アドレナリンのα受容体刺激作用が優位になり、血管抵抗性を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : 分娩促進薬
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
血管収縮作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : 麦角アルカロイド類
- 発現事象
-
血圧上昇
- 理由・原因
-
血管収縮作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : クラス3抗不整脈剤
- 発現事象
-
心機能抑制作用が増強
- 理由・原因
-
作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
-
異所性不整脈
- 理由・原因
-
ともに異所性刺激能を有し、不整脈発現
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
28.薬剤名等 : キニジン
- 発現事象
-
心室細動
- 理由・原因
-
相互に心筋に対する作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
29.薬剤名等 : 甲状腺製剤
- 発現事象
-
冠不全発作
- 理由・原因
-
甲状腺ホルモンは心筋のβ受容体を増加させるため、カテコールアミン感受性が亢進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
30.薬剤名等 : ブロモクリプチン
- 発現事象
-
血圧上昇、頭痛、痙攣
- 理由・原因
-
アドレナリンの血管収縮作用、血圧上昇作用に影響
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
31.薬剤名等 : 利尿剤
- 発現事象
-
アドレナリンの作用が減弱
- 理由・原因
-
アドレナリンの血管反応性を低下
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
32.薬剤名等 : チアジド系利尿剤
- 発現事象
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アドレナリンの作用が減弱
- 理由・原因
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アドレナリンの血管反応性を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
33.薬剤名等 : チアジド系類似剤
- 発現事象
-
アドレナリンの作用が減弱
- 理由・原因
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アドレナリンの血管反応性を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
34.薬剤名等 : ループ利尿剤
- 発現事象
-
アドレナリンの作用が減弱
- 理由・原因
-
アドレナリンの血管反応性を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
35.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤
- 発現事象
-
アドレナリンの作用が減弱
- 理由・原因
-
アドレナリンの血管反応性を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
キシロカイン注射液「2%」エピレナミン(1:80,000)含有の成分一致薬品
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