静注用キシロカイン2%の効能・効果
期外収縮<心室性>、発作性頻拍<心室性>、 (急性心筋梗塞時、手術) の心室性不整脈の予防、期外収縮<上室性>、発作性頻拍<上室性>
静注用キシロカイン2%の使用制限等
1.完全房室ブロック、重篤な刺激伝導障害、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.徐拍性不整脈、房室ブロック、高度洞性徐脈、刺激伝導障害<完全房室ブロック等の重篤な刺激伝導障害を除く>、著明な洞性徐脈<完全房室ブロック等の重篤な刺激伝導障害を除く>、ショック状態、心不全、循環血液量減少、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害、ポルフィリン症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
静注用キシロカイン2%の副作用等
1.PQ間隔延長、QRS幅増大、刺激伝導系抑制、徐脈、血圧低下、ショック、意識障害、心停止、アナフィラキシーショック、振戦、痙攣、中毒症状、頻脈、不整脈、血圧変動、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化、チアノーゼ、過呼吸、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿、ポートワイン色尿、重篤な悪性高熱
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.せん妄、めまい、眠気、不安、多幸感、しびれ感、嘔吐、過敏症、蕁麻疹、皮膚症状、浮腫
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.心停止、中毒症状、振戦、痙攣、中枢神経系症状、不安、興奮、多弁、口周囲知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、意識消失、全身痙攣、低酸素血症、高炭酸ガス血症、呼吸停止、心血管系症状、血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系抑制、心室性頻脈、心室細動、心室性不整脈、循環虚脱、メトヘモグロビン血症、急性腹症、四肢麻痺、意識障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
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頻度不明
静注用キシロカイン2%の相互作用
1.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
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リドカインの代謝が促進され血中濃度が低下
- 理由・原因
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肝代謝酵素誘導作用
- 投与条件
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- 指示
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禁止
2.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
-
リドカインの血中濃度が上昇
- 理由・原因
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シメチジンの肝代謝酵素阻害作用により、リドカインの代謝が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : メトプロロール
- 発現事象
-
リドカインの血中濃度が上昇
- 理由・原因
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これらの薬剤の心拍出量、肝血流量減少作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : プロプラノロール
- 発現事象
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リドカインの血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の心拍出量、肝血流量減少作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
5.薬剤名等 : ナドロール
- 発現事象
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リドカインの血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の心拍出量、肝血流量減少作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : リトナビル
- 発現事象
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リドカインのAUCが上昇
- 理由・原因
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肝代謝酵素に対する競合的阻害作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : ホスアンプレナビルカルシウム水和物
- 発現事象
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リドカインのAUCが上昇
- 理由・原因
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肝代謝酵素に対する競合的阻害作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
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- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : 硫酸アタザナビル
- 発現事象
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リドカインのAUCが上昇
- 理由・原因
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肝代謝酵素に対する競合的阻害作用により、リドカインの代謝が遅延
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : クラス3抗不整脈剤
- 発現事象
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心機能抑制作用が増強
- 理由・原因
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血中濃度が上昇し、作用が増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
静注用キシロカイン2%の配合変化
1.薬剤名等 : アルカリ性注射液
- 発現事象
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リドカインが析出
- 理由・原因
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本剤中のリドカインは塩酸塩
- 投与条件
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- 指示
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禁止